宛先(TO、CC、BCC) | ビジネスメールの書き方・送り方、連符レート・文例なら Tue, 11 Nov 2025 04:48:55 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.1.9 https://business-mail.jp/wp-content/uploads/2019/10/cropped-icon_mail-1-32x32.png 宛先(TO、CC、BCC) | 32 32 メールのCCとは?マナー・書き方・返信時の注意点・相手への配慮を解説 https://business-mail.jp/mail-writing/11910 Mon, 10 Nov 2025 12:18:58 +0000 https://business-mail.jp/?post_type=mail-writing&p=11910 目次 メールのCCとは?意味と基本の使い方を解説 返信時に注意すべきCCマナーとトラブルを回避する方法 実践で役立つ!CCの活用シーンと注意点 ビジネスメールにおけるCC活用の成功例と失敗例 まとめ:CCの適切な運用が信 […]

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メールのCCとは?マナー・書き方・返信時の注意点・相手への配慮を解説

目次

  1. メールのCCとは?意味と基本の使い方を解説
  2. 返信時に注意すべきCCマナーとトラブルを回避する方法
  3. 実践で役立つ!CCの活用シーンと注意点
  4. ビジネスメールにおけるCC活用の成功例と失敗例
  5. まとめ:CCの適切な運用が信頼と効率を生む

メールのCCとは?意味と基本の使い方を解説

メールのCCとは?意味と基本の使い方を解説

ビジネスメールのやりとりにおいて、意外と悩ましいのが「CC(シーシー)」の使い方です。適切に活用すれば情報共有が円滑になり、関係者との連携も強化されますが、誤った使い方はトラブルの原因となりかねません。

この記事では、CCの意味や役割から、活用シーン、返信時の注意点、配慮の仕方まで、実践に役立つポイントを分かりやすく解説します。

「CC」の意味と役割とは?

CCとは「カーボン・コピー(Carbon Copy)」の略で、メールを送信する際に、主な宛先(TO)以外の第三者へも同じ内容を共有するための機能です。主な対応を期待していない相手への情報提供に使われます。

一方、BCCは「ブラインド・カーボン・コピー(Blind Carbon Copy)」の略で、受信者同士が互いのメールアドレスを見られないようにした送信方法です。相手に他の受信者が誰か分からないようにする必要がある場面で利用されます。

ビジネスメールでCCはどんなときに使う?

ビジネスメールでCCは主に次のような場面で活用されます。

社内での情報共有 プロジェクトの進捗報告や、関係部署への通知など
上司や関係者への報告 意思決定者や関係部署に業務状況を共有する場合
取引先とのやりとり 複数の担当者が関わる案件で、情報の行き違いを防ぐため

CCのメリットと注意点について

CCを使うメリットとは?

  • メール内容の「見える化」により、関係者間の認識を統一しやすくなる
  • 記録を残せるため「言った・言わない」の防止に効果的

CCを使う時の注意点

  • 「とりあえずCCに入れておけばよい」という発想はNG
  • CCの受信者にも「読む責任」が生じるため、情報共有の必要性を十分に吟味しましょう
  • 相手の受信量や負担にも配慮が必要です

CCの正しい書き方とマナーについて

CCは単にメールアドレスを追加すればよい、というものではありません。次の点に注意が必要です。

情報の取り扱い CCに含める相手の立場や情報機密性を考慮する
過剰な共有を避ける 必要な最小限の相手に絞る

本文中には「○○部長をCCに入れております」など、CCの意図を説明する一文を入れると、誤解を防げます。

CCを入れたメールの件名と本文の書き方

件名は一目で用件が分かるように。「確認」「報告」「共有」などのキーワードを用います。

本文はTO宛ての相手に対して書きつつ、CCの受信者にも内容が伝わる構成にします。情報の背景や目的が曖昧にならないよう、丁寧に書きましょう。

返信時に注意すべきCCマナーとトラブルを回避する方法

返信時に注意すべきCCマナーとトラブルを回避する方法

返信は「全員に返信(Reply All)」が原則です。CCに入れた相手にも、情報の経緯や経過を共有する目的があるからです。

CCでよくあるトラブル

  • CCを外して返信してしまい、情報共有が不完全に
  • 不必要に「全員に返信」して、相手の受信箱を圧迫

CCのトラブル対策

  • 返信内容の範囲に迷ったら、まず送信者に確認を取る
  • 本文に「CCにて共有させていただきます」など、共有の意図を明記する
  • 「○○部長をCCに入れております」「関係各位にも共有させていただきます」などの気配りフレーズが効果的

実践で役立つ!CCの活用シーンと注意点

実践で役立つ!CCの活用シーンと注意点

メールのCCは、状況によって効果的にも、やっかいにもなります。業務を円滑に進めるためには、どんな場面でどのように活用するかを理解することが大切です。CCを入れるか否かは、そのメールの内容を「知っておくべきか」が判断基準です。

人数制限はありませんが、不要な共有は避けましょう。どんなメールも読む責任が発生し、受信者の時間を奪います。共有は必要最小限に留めます。

「CCから外してほしい」と言われた場合は、相手の意向を尊重し、独断では外さないようにします。外したほうがいいか迷ったら本人に確認するのが原則です。独断で外さないようにします。

社内メールの例

進捗報告 関係者をCCに入れて、状況共有を効率化
上司への報告 直属上司をCCに入れて、報告漏れを防ぐ

社外メールの例

取引先とのやりとり 関係者は必要最小限にとどめ、情報漏洩のリスクを避ける

ビジネスメールにおけるCC活用の成功例と失敗例

ビジネスメールにおけるCC活用の成功例と失敗例

「CCを入れたつもりだった」「CCを入れたせいでトラブルに…」。CCの取り扱いミスは、時に大きな問題へと発展します。逆に、適切なCC活用は業務効率を上げ、信頼構築にもつながります。正しいCCの運用方法を押さえましょう。

ビジネスメールでCCを使う成功例

会議調整メール 全参加者をCCに入れて、内容の共通認識を形成
決裁プロセスの共有 関係部署や上司をCCに入れたことで承認がスムーズに

ビジネスメールでCCを使う失敗例

CCの入れ忘れ 情報が伝わらず後日トラブルに発展
不適切なCC(社外含む) 機密情報が漏洩

対策は、CC運用のルールを組織内で定め、メールの送信前に宛先を必ずチェックする習慣を持つことが重要です。

まとめ:CCの適切な運用が信頼と効率を生む

CCは単なる情報共有のための機能ではなく、チームの信頼構築や業務の効率化にも大きく関わるツールです。誰に、なぜ送るのかという意図を明確にし、相手への配慮を忘れずに使えば、ビジネスコミュニケーションは格段に円滑になります。細部にまで意識を配ったメールが、信頼を築く一歩となるでしょう。

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BCCに入れるべきものをTOやCCに入れてしまった https://business-mail.jp/mail-writing/10603 Tue, 22 Jan 2019 06:29:19 +0000 http://18.179.137.84/?post_type=writing&p=10603 一斉送信時によくあるトラブルがこのBCCにまつわるものでしょう。BCCとは、ブラインド・カーボン・コピー(Blind Carbon Copy)の略です。 BCCに入力されたメ-ルアドレスは、TO(宛先)やCCや自分以外の […]

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一斉送信時によくあるトラブルがこのBCCにまつわるものでしょう。BCCとは、ブラインド・カーボン・コピー(Blind Carbon Copy)の略です。

BCCに入力されたメ-ルアドレスは、TO(宛先)やCCや自分以外のBCCでの受信者には表示されません。TO(宛先)やCC受信者に、他の受信者がいることを隠したい場合や、受信者のメ-ルアドレスが分からないようにして送りたい場合はBCC欄を使用します。

たとえば、お客さま100人に対して一斉に連絡をしたい場合、BCCにメールアドレスを入れて一斉送信をすれば、お互いのメールアドレスを知られること無く送信が可能です。しかし、BCCではなく、TOやCCに入れてしまい誤送信になるケースが多いのです。

一斉送信をおこなう専用のシステム(メルマガ配信システム)を利用すればこのようなミスは起こりません。しかし、コストがかかるため、通数が少ない場合はいまだにBCCを利用するケースもあります。

Outlook2013のメール作成画面でご説明しましょう。

Outlook2013を使ってBCCでメールを作成する場合

img_bcc_01

こちらの画面を見て分かるとおり、デフォルト(初期設定)では、BCC欄が表示されていません。そのため、どうやって送るか分からない方が「TOではないから、CCかな」と誤解して送ってしまうこともあるのです。

BCC欄を表示するためには、オプションを選択し、BCCを押してください。それだけで、常時BCC欄が表示されるようになります。

img_bcc_02

BCCとCCを間違えた誤送信はたくさん発生している

2014年10月から12月(3カ月間)の送信ミスだけでもすぐに3件見つかりました。この人為的ミスの事例は調べれば調べるほどドンドン出てきます。それだけポピュラーで、かつ表に出やすいミスだといえます。

これが1対1のメールの誤送信であれば、当事者のみにお詫びをすればいいケースが大半です。しかし、1対多の誤送信であれば、先手を打ってお詫びのリリースを出すなどの対応が求められます。

誤送信対策のヒント

BCCを利用した誤送信は後を絶ちません。BCCは、絶対に使わない。1通1通送るか、ASP型のシステムを利用する。このようにルールを定めましょう。

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CCによる情報漏洩の事例と対策について https://business-mail.jp/mail-writing/10602 Tue, 22 Jan 2019 06:28:12 +0000 http://18.179.137.84/?post_type=writing&p=10602 BCCで送るべきところをCCで送って情報漏洩 営業マンが、顧客へ展示会の案内を一斉に送りたい場合、BCCに顧客のメールアドレスを指定して一斉に送信をするというのは、よくある話です。 他にも、夏季休暇の案内や退職の案内を一 […]

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BCCで送るべきところをCCで送って情報漏洩

営業マンが、顧客へ展示会の案内を一斉に送りたい場合、BCCに顧客のメールアドレスを指定して一斉に送信をするというのは、よくある話です。

他にも、夏季休暇の案内退職の案内を一斉に送ることもあるでしょう。

しかし、この方法が、情報漏洩につながる可能性があることは、あまり意識されていません。BCCに入れるべきメールアドレスをCCに入れて送信してしまった場合、面識のない顧客たちが、互いのメールアドレスを知ることになってしまうのです。

メールアドレスも立派な個人情報です。BCCに入れるべきものをCCに入れてしまうという誤送信は毎日のように起こっています。そのたびに、多くの企業が謝罪のプレスリリースを出したり、ウェブサイト上でお詫びを掲載したりしています。

営業社員がアプローチしている企業は、同業種である可能性もあります。その場合、「○○さんは、△△社とも取引があったんですね。もしかして、うちの情報を流していたりはしないですよね?」と、あらぬ疑いをかけられる恐れがあります。信頼を失うのは一瞬ですが、失った信頼の回復には、その何倍もの時間がかかります。

BCCでメールを送ることがある方は、メールを送る前に入念にチェックをしてください。BCCに入れるべきメールアドレスをCCに入れていないか、何度も確認しましょう。

CCを利用した誤送信を無くす方法

一斉配信をする場合は、メールの宛先欄である、TO、CC、BCCの違いを理解している人が担当するべきです。もしくは、現場の判断に任せず「このくらいは常識だろう」と考えずにしっかりとリスクを伝え教育すべきです。メールを私用する担当者は、情報漏洩のリスクを十分に理解しましょう。

また、ASP型メール配信システムや同報配信専用ソフトを利用することで、CCでの誤送信を完全に防ぐこともできます。多くの同報配信ソフトは、1対1のメールを量産するタイプで、CCのような同報メール配信機能がないためです。

携帯電話やスマートフォンから一斉送信で情報漏洩

「携帯電話のメールアドレスを変更しました。新しいメールアドレスは、×××です。ご登録お願いします」このようなメールを受けとり、自分以外の見知らぬ方のメールアドレスが併記されているのを見て、ビックリしたことはありませんか?

BCCで送るべきものをCCで送ってしまい、メールアドレスが漏れてしまう事件は、携帯電話やスマートフォンのメールでも頻繁に起こっています。もし、送ってしまったら、すぐにお詫びのメールを送りましょう。誤送信をお詫びし、丁重にメールを消してもらうように依頼しましょう。

その際は、必ず個別に送るか、BCCで送るようにしましょう。

対策

携帯電話やスマートフォンから一斉送信する場合は、自分が指定した送信先アドレスが、TO・CC・BCCのどこに入っているのかを確認してから送りましょう。

また、社外の仕事関係者へ誤送信してしまった場合は、すぐに上司や専門部署の担当者に報告・相談し、指示をあおぐようにしましょう。

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CCの入れ忘れを防ぐ方法 https://business-mail.jp/mail-writing/10601 Tue, 22 Jan 2019 06:27:36 +0000 http://18.179.137.84/?post_type=writing&p=10601 CCにアドレスを指定し忘れてしまう。これはよくあるメールのミスです。自分で気が付き、後でメールを再送する。もしくは、相手に言われて気が付いた。そのようなケースも少なくありません。 それらのトラブルが起こる理由と防ぐ方法を […]

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CCにアドレスを指定し忘れてしまう。これはよくあるメールのミスです。自分で気が付き、後でメールを再送する。もしくは、相手に言われて気が付いた。そのようなケースも少なくありません。

それらのトラブルが起こる理由と防ぐ方法をまとめました。

CCのつけ忘れが起こる理由

注意力不足

単純に、注意が不足しているのが原因です。

CCに入っていたのに気付かなかった

メールをTO(宛先)で受け取った人が、受信者が自分のみだと思い返信をします。返信メールが送信者のみにしか届かず、そこで情報の共有が途切れてしまいます。

CCのつけ忘れを防ぐ方法

では、CCのつけ忘れをどのように防いだら良いでしょう。具体的な方法を3つ説明します。

本文中にCCの受信者がいることを書く

CCを利用してメールを送信する場合は、本文中に「(CC:山田様)」のように誰と情報共有をしているのかを明記しましょう。

このように記載しておけば、受信者は気が付きます。そして、「全員に返信」ボタンをしっかりと押すことができます。

CCの受信者がいる場合は、受信画面にも表示されます。しかしそこを見ない人がいます。それによる情報共有がなされないリスクを考えると、送信者も意識をしてCCを明記するべきです。

全員に返信をいつも押すようにする

本文中に「CC:山田様」のように書いたとしても、受信者が誤って「送信者のみに返信」ボタンを押して、共有漏れが起こることがあります。それを防ぐために、受信者は普段から「全員に返信」を押す癖をつけておくと良いでしょう。

※もちろん、社内の一斉連絡などの場合は、送信者のみに返信するように注意をしてください。

Gmailで「全員に返信」をデフォルトにする

返信をするときに、その都度「送信者のみに返信」「全員に返信」を選んでいると大変です。「選ぶ」ということは誤操作が起こる可能性があります。

Gmailには、「返信時のデフォルトの動作」を設定する便利な機能があります。こちらの「全員に返信」を選んでおくと、返信ボタンを押すと「全員に返信」扱いになります。

Gmailで「全員に返信」をデフォルトにした場合、送信者のみに返信する方法とは

送信者にのみ返信をするときは、プルダウンメニューで「返信」を選択してください。

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ビジネスメールにおけるCC活用時の注意点 https://business-mail.jp/mail-writing/10600 Tue, 22 Jan 2019 06:27:03 +0000 http://18.179.137.84/?post_type=writing&p=10600 保身のためのCCが増えている!? 最近、CCで受信するメールが増えたという話をよく聞きます。「迷ったらCCに入れる」これが浸透してしまっているせいでしょう。CCに入れずに怒られた経験がある人は、迷ったらCCに入れます。逆 […]

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保身のためのCCが増えている!?

最近、CCで受信するメールが増えたという話をよく聞きます。「迷ったらCCに入れる」これが浸透してしまっているせいでしょう。CCに入れずに怒られた経験がある人は、迷ったらCCに入れます。逆に「なんでCCに入れるんだ!」と怒られた経験は少ないでしょう。そのため、迷ったらとにかくCCに入れてしまいます。

CCに入れることで、自分の身を守ろうとする人がいます。上司から「なぜ、報告しなかったんだ!」「どうして、このようなことになったんだ!」と怒られたときに「私はちゃんと報告しています」「ちゃんとメールを送っています」「過去のメールを見てください」といった経験はありませんか?

そうしたくなる気持は分かります。

しかし、メールのCCに入れたからといって、報告や共有の責任を果たせているかというと、そうとは言い切れません。メールは必ず届くとは限りませんし、相手がいつ確認するか分かりません。「とりあえず送りました」という姿勢では、CCの共有は機能しません。不用意なCCのメールが相手の業務を圧迫してしまいます。

通常、TO宛てのメールは20通ほど受け取っている人も、共有のために送られてくるCCでのメールは1日50通といったように、CCでのメールは増えています。TOであってもCCであってもメールはメールです。受け取った数だけ、業務に支障をきたすことは想像できるでしょう。メールを送る際は、受け取る相手への配慮も必要です。送信前に、本当にCCで共有すべきメールなのかを考えましょう。

CCを使った共有に関連した記事

CCから起こる情報漏洩

CCに入力されたメールアドレスは、TO、CC、BCCの受信者全員に公開されます。面識のない人同士をCCに入れてメールを送ると情報漏洩になりかねません。メールアドレスも立派な個人情報です。

たとえば「hirano@example.co.jp」というメールアドレスがあったとします。このメールアドレスを見ると「example会社に務めている平野さん」であることが容易に推測できます。CCを利用して情報発信をする場合は、お互いにメールアドレスを知っているかどうかに配慮して、活用するようにしましょう。「お互いにアドレスを知っているかどうか」が重要です。

あなたが、Aさん、Bさんにそれぞれイベントで会い名刺交換をしたとします。AさんとBさんの面識がない場合、あなたがAさんとBさんのメールアドレスをCCに入れてメールを送れば情報漏洩になります。面識があったとしても注意が必要です。AさんとBさんは名刺交換をしていない場合、CCでメールを受信してお互いのメールアドレスを知ることになれば、情報漏洩と取られることもあるのです。メールアドレスも個人情報です。取り扱いは慎重に。

CCによる情報漏洩に関連した記事

CCを見逃さないために

CCに誰かを入れてメールを送る際は、メール本文の宛名(TO)の下に、CCで受信している人がいることを明記しましょう。CCでの受信者が一人の場合は、「CC:○○様」と書きます。

CCでの受信者が複数いる場合は

  • 社外→社内 例:(CC:田中一郎様、弊社 佐藤)
  • 役職の順

で書くようにしましょう。役職が分からないときは、メールで伝える内容に関係が深い順、もしくは50音順にするなど、並び順の理由を説明できるルールを取り入れるようにしましょう。

受け取った人は、並び順から序列を感じます。説明できる理由が無い場合「なんで、○○さんより私の方が後ろなんですか?」「私のことを下に見ていたんですか」とくってかかられることもあります。

並び順が難しい場合や、人数が多すぎて書くのが大変な場合の対処方法

並び順が難しい場合や、人数が多すぎて書くのが大変な場合は、

(cc:関係各位)
○○チームのみなさま

のように書きましょう。

ちなみに、「関係各位殿」のように「殿」をつけてしまう人がいますが、これは誤りです。「各位」という言葉には「皆様」「おのおの方」という意味が含まれます。つまり「各位殿」と書くと「皆様殿」と書いているのと同じです。

CCの注意点に関連した記事

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ビジネスメールにおけるCC・BCCの使い分けについて https://business-mail.jp/mail-writing/10599 Tue, 22 Jan 2019 06:26:32 +0000 http://18.179.137.84/?post_type=writing&p=10599 CCとBCCを使い分けるには、相手のことを考える CCとBCCの使い分けで迷うケースは多いようです。CCとBCCの使い分けについてケース別に少し掘り下げて解説をしましょう。基本的な機能については「TO、CC、BCCの特徴 […]

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CCとBCCを使い分けるには、相手のことを考える

CCとBCCの使い分けで迷うケースは多いようです。CCとBCCの使い分けについてケース別に少し掘り下げて解説をしましょう。基本的な機能については「TO、CC、BCCの特徴と違い」を参照してください。

セミナーの参加者にCCでお礼メールを送ってよいのでしょうか?

あなたが10人集めてセミナーを開催したとします。終了後全員にお礼のメールを送りたいと思うことはあるでしょう。その際、CCで送るのとBCCで送るのはどちらが正しいでしょう。

「どうせ同じセミナーの参加者なんだから、CCでもいいんじゃ無いか」
「いやいいや。みんなが名刺交換をしていた分けじゃないからCCはマズイのでは?」

答えは、状況によって異なります。

例えば、名刺交換をしていない場合

10人があなたの話を聞くだけで、お互いに名刺交換をしていないとします。その場合、CCでお礼メールを送った場合、お互いのアドレスを知ることになります。今はアドレスを見ると、名前、会社名(ドメイン)が分かることが多いので、個人特定できることも珍しくありません。この場合は、情報漏洩になりますので、いけません。

お互いが名刺交換をしていたとしても、確実に10人が全員と名刺交換をしていると言えないならばCCでの送信は避けるべきです。

例えば、意見交換をしましょう。と合意が捕れている場合

逆に、10人が名刺交換をする機会があり、終了後みんなでメールを使って意見交換をしましょう。と同意が取れている場合は、CCで送っても構わないとも言えます。

クライアントと面識のない自社のアシスタントとも情報共有をしたいのですがCCをつかってよいでしょうか?

「面識がないならBCCを使うべきだ」
「アシスタントだから、CCで共有しても良いのでは?」

いろいろな考えがあるでしょう。

合理的に考え、相手が納得の出来る説明が出来るなら問題ありません

基本的には面識がない場合は、BCCを使った方が良いです。しかし、この場合のようにCCに入れる合理的な理由がある場合は、CCに入れても問題ないと言えます。BCCを使ってしまうと、相手が返信をしてもアシスタントにはメールが届きません。それによって情報伝達が遅れてしまいます。これは、自社にとってもクライアントにとっても不利益だと言えます。このような合理的な理由がある場合は、クライアントに一言伝えてCCを利用するようにしましょう。

例: 初回のメールで

○○の内容を共有したいので、今回からアシスタントの××をCCに加えております。

 

△△については××が回答することもありますので、よろしくお願いいたします。

例: 打ち合わせの席で一言

このプロジェクトに関しては、アシスタントの××も関わりますので、CCに加えた上でご連絡します。
今度紹介しますので、よろしくお願いいたします。

このように根回しをしておくといきなりCCに入っても違和感はありません。

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TO・CC・BCCの特徴と違い https://business-mail.jp/mail-writing/10598 Tue, 22 Jan 2019 06:26:01 +0000 http://18.179.137.84/?post_type=writing&p=10598 TO・CC・BCCそれぞれの特徴・違いについて TO、CC、BCCには、それぞれ次のような特徴があります。 返信義務 特徴 TO(宛先) ○ 「あなたに送っています」の意思表示。処理や作業をして欲しい人をTOに入れます。 […]

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TO・CC・BCCそれぞれの特徴・違いについて

TO、CC、BCCには、それぞれ次のような特徴があります。

返信義務 特徴
TO(宛先) 「あなたに送っています」の意思表示。処理や作業をして欲しい人をTOに入れます。誰に宛てたメールなのかがわかるようにするため、原則1名入れます。複数名入れる場合は、誰に何をしてほしいのかを明記します。
CC 「TO(宛先)の人に送ったので念のため見てくださいね」という意味。参考・情報共有に使います。TOの人が主たる処理者のため、CCの人は原則、返信をおこないません。
BCC 他の受信者にアドレスが見えないように連絡する場合に利用。BCCの受信者は、他の受信者に表示されません。一斉送信の際に用いられることもあります。

TO(宛先)とは

「TO(宛先)」には、メ-ルを送る相手のメールアドレスを入力します。「TO(宛先)」に指定してメールを送ることは「あなたに送っていますよ」という意思表示です。

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「TO(宛先)」に複数名を登録することも可能

「宛先」に複数のメールアドレスを入力すれば、同じメ-ルを一度に送ることができます。次の画像のように、宛先に指定されている全ての受信者(田中学さん、太田恵子さん)が、宛先欄に表示されるメールアドレスを見て、誰がメールを受け取っているのかを確認できます。

CCとは

「CC」とはカーボン・コピー(Carbon Copy)の略です。カーボン・コピーとは、複写の意味です。TO(宛先)がメインの送信先、CCが複写を送りたい相手だと考えると分かりやすいでしょう。「CC」に入力したメールアドレスにも、同じメールが送信されます。

そのため、「確認のために見てくださいね」「念のためにお送りします」という場合に「CC」を使います。「TO(宛先)」に指定した人と一緒に、そのメールの内容を

  • 他の人にも知らせたい(例えば、上司など)
  • 同時に報告したい

という場合に「CC」を使います。

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「CC」でメールを送ることは「『TO(宛先)』の○○さんに送ったメールを『CC』の△△さんも共有しておいてくださいね」という意味になります。この場合、CCでメールを受信した人に返信の義務はありませんが、確認の義務はあるといえます。

「TO」での受信者が依頼を受けたことになるので、「CC」の受信者が気を利かせて対応するのは望ましいことではありません。「CC」の人が対応してしまうと、「TO」で受けた人は、どのようなときに自分が対応すべきか分からず混乱を招くことにもなりかねません。

本文の宛名に名前を書く

CCに宛先を指定して送信する場合は、本文の宛名、TO(宛先)の下に、CCの人を「(CC:○○様)」と明記しましょう。このように明記しないと「TO(宛先)」で受信する人が、CCに入っていることに気がつかないことがあります。

その場合、返信をする際に送信者のみに返信をしてしまい、共有が漏れることもあります。また、不適切な内容を書いて全員に返信してしまう可能性があります。メールを受け取った時に、誰が受信しているのか明確だと、トラブルも防げます。

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BCCとは

「BCC」は、TO(宛先)、CCの下の欄にあるもので、ブラインド・カーボン・コピー(Blind Carbon Copy)の略です。

「BCC」に入力されたメ-ルアドレスは、TOやCCや他のBCCでの受信者には表示されません。TO、CC、BCCの受信者に、他の受信者がいることを隠したい場合や、受信者のメ-ルアドレスが分からないようにして送りたい場合は「BCC」欄を使用します。

使用例

  • 取引先へのメールを上司に念のため見せておきたいとき
  • 面識がない複数の相手にメールを送る場合
    (注)「一斉配信のためBCCで失礼します」と一言入れた方が親切
  • 個人のスマートフォン、携帯電話など他の端末にも送っておきたいとき

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