ビジネスメールで使えるフレーズ一覧 ビジネスメールの書き方・送り方、連符レート・文例なら Thu, 13 Feb 2025 06:11:36 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.1.7 https://business-mail.jp/wp-content/uploads/2019/10/cropped-icon_mail-1-32x32.png ビジネスメールで使えるフレーズ一覧 32 32 ビジネスメールに適した依頼のフレーズ集 https://business-mail.jp/phrase/11722 Thu, 13 Feb 2025 05:13:08 +0000 https://business-mail.jp/?post_type=phrase&p=11722 はじめに ビジネスメールにおいて「依頼」は避けて通れない要素の一つです。上司や取引先、同僚に何かをお願いする場面は日常的に発生します。 その際に、適切な言葉を選ばないと、相手に不快感を与えたり、依頼が伝わりにくくなったり […]

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はじめに

ビジネスメールにおいて「依頼」は避けて通れない要素の一つです。上司や取引先、同僚に何かをお願いする場面は日常的に発生します。

その際に、適切な言葉を選ばないと、相手に不快感を与えたり、依頼が伝わりにくくなったりすることがあります。特にメールでは、対面のように表情や声のトーンで補うことができないため、言葉遣いが重要になります。

依頼のフレーズには、丁寧さや柔らかさを保ちつつ、相手にスムーズに行動してもらえるような工夫が求められます。ストレートにお願いする場合もあれば、相手に配慮した言い回しを使うことで、より円滑なやりとりが可能になることもあります。

この記事では、ビジネスメールでよく使われる依頼のフレーズを5つ紹介し、それぞれの使い方や具体的な例文を解説していきます。

ビジネスメールに適した依頼のフレーズ集

依頼のフレーズの使い方と例文

1.~してもらえませんか

ビジネスメールに適した「~してもらえませんか」使い分けのポイント

「~してもらえませんか」は、比較的カジュアルな依頼の表現です。口語的なニュアンスを持ち、柔らかい印象を与えるため、気軽に依頼したい場合に便利です。

ただし、やや直接的に感じられることがあるため、目上の人に対してやフォーマルな場面では、より丁寧な表現を選ぶ方が良いでしょう。関係性や文脈を考慮しながら使用することが大切です。

「~してもらえませんか」例文

社内の同僚に資料を依頼 会議の資料を作成してもらえませんか。
取引先に軽めの確認を依頼 次回の打ち合わせの候補日を教えてもらえませんか。
チームメンバーに作業を依頼 プレゼンのスライドをチェックしてもらえませんか。

2.~をお願いできませんか

ビジネスメールに適した「~をお願いできませんか」使い分けのポイント

「~してもらえませんか」よりもややフォーマルで、丁寧な印象を与えるフレーズです。社外の取引先や、業務上での正式な依頼に適しています。

柔らかい表現ながらも、相手に対応を求めるニュアンスが明確であり、失礼にならずにお願いできる点がメリットです。なお、急ぎの依頼には不向きな場合があるため、締め切りがある場合は期日を明記するとよいでしょう。

「~をお願いできませんか」例文

取引先に見積書を依頼 お見積書のご送付をお願いできませんか。
社外の担当者に問い合わせを依頼 担当部署へのご確認をお願いできませんか。
社内の上司に決裁を依頼 こちらの稟議書の決裁をお願いできませんか。

3.~していただけませんか

ビジネスメールに適した「~していただけませんか」使い分けのポイント

より丁寧な依頼の表現で、社外の取引先や目上の人に対して使うのが適しています。「~してもらえませんか」よりも、敬意を込めた表現になるため、フォーマルな場面での依頼に適しています。

なお、柔らかさを出したい場合は、「~していただけませんでしょうか」とすると、より控えめな印象になります。

「~していただけませんか」例文

取引先に契約書の確認を依頼 契約内容を確認していただけませんか。
クライアントに資料送付を依頼 追加の資料を送付していただけませんか。
上司に報告書のレビューを依頼 作成した報告書を確認していただけませんか。

4.~していただければ幸いです

ビジネスメールに適した「~していただければ幸いです」使い分けのポイント

このフレーズは、相手に負担をかけないように配慮した、やや遠回しな表現です。直接的に依頼するのではなく、相手に選択の余地を残しつつ、協力をお願いするニュアンスがあります。

特に社外の取引先や目上の人に対して使うと、丁寧な印象を与えることができます。相手に時間的な余裕を与えつつ、対応を期待したいときに適しています。

「~していただければ幸いです」例文

クライアントに日程調整を依頼 来週の打ち合わせ日程を調整していただければ幸いです。
社外の担当者に対応を依頼 この件について確認していただければ幸いです。
取引先に資料の送付を依頼 サービスの詳細が分かる資料を送付していただければ幸いです。

5.~のほど、よろしくお願い申し上げます

ビジネスメールに適した「~のほど、よろしくお願い申し上げます」使い分けのポイント

このフレーズは、よりフォーマルな場面で使われる依頼表現です。「お願い申し上げます」とすることで、特に格式のある依頼として伝えることができます。社外の取引先や上層部に対して使用するのが適切で、儀礼的な要素を含む依頼に適しています。

ただし、カジュアルな社内メールではやや堅苦しく感じられるため、適用する場面を慎重に選びましょう。文書や正式な依頼メールでよく使われる表現です。

「~のほど、よろしくお願い申し上げます」例文

取引先に納期の調整を依頼 納期のご調整のほど、よろしくお願い申し上げます。
社内の部署に手続きを依頼 契約更新のお手続きのほど、よろしくお願い申し上げます。
会議の参加を依頼 お時間のご都合がつきましたら、ご参加のほど、よろしくお願い申し上げます。

【補足】ビジネスメールに適した確認依頼のフレーズ集

依頼の中でも、比較的多くの場面で発生するのが「確認の依頼」です。補足として確認依頼のフレーズを3つ紹介します。

1.いま一度確認したく~

ビジネスメールに適した「いま一度確認したく~」使い分けのポイント

このフレーズは、確認を促す表現として使われます。単に「確認してください」と伝えるのではなく、慎重に確認を求めるニュアンスが加わるため、相手にプレッシャーをかけずにお願いできます。

誤解やミスを防ぐための再確認を依頼する際に有効です。特に、すでに一度確認してもらった内容について、念のため再度確認を求める場面で適しています。

「いま一度確認したく~」例文

社内のミーティング日程を確認 いま一度、会議の日程を確認したく、ご連絡しました。
クライアントに納品スケジュールを確認 納品スケジュールについて、いま一度確認したく存じます。
取引先に契約内容を確認 ご契約内容の再確認をお願いしたく、ご連絡いたしました。

2.ご確認をお願いいたします

ビジネスメールに適した「ご確認をお願いいたします」使い分けのポイント

最も一般的な確認依頼の表現で、社内外を問わず幅広く使用できます。シンプルでありながら、適度な敬意を保ちつつ、相手に行動を促す表現です。

カジュアルな場面では「ご確認ください」としても問題ありませんが、「お願いいたします」とすることで、より丁寧な印象を与えることができます。特に重要な書類や、返信が必要な内容に対して使うと効果的です。

「ご確認をお願いいたします」例文

メールの添付ファイルの確認 添付ファイルのご確認をお願いいたします。
議事録の確認 会議の議事録のご確認をお願いいたします。
仕様変更の確認 仕様変更の内容について、ご確認をお願いいたします。

3.確認のため、メールをお送りした次第です

ビジネスメールに適した「確認のため、メールをお送りした次第です」使い分けのポイント

このフレーズは、確認の連絡であることを伝えつつ、相手に強要しない柔らかい表現です。特に、相手がすでに知っている可能性がある内容について、あくまで念のため確認を取るときに適しています。

「~した次第です」という表現を加えることで、文全体がフォーマルな印象になります。なお急を要する場合には、「至急ご確認をお願いいたします」といった表現を加えるとよいでしょう。

「確認のため、メールをお送りした次第です」例文

納品日の確認 納品日について、確認のため、メールをお送りした次第です。
契約内容の確認 契約条件について、確認のため、メールをお送りした次第です。
会議の議題の確認 次回会議の議題について、確認のため、メールをお送りした次第です。

まとめ

依頼のフレーズは、ビジネスメールの中でも特に重要な役割を果たします。適切な表現を選ぶことで、相手に好印象を与え、スムーズなやり取りを実現することができます。一方で、不適切なフレーズを使うと、相手に負担を感じさせたり、失礼な印象を与えたりすることがあります。

状況や相手との関係性を考慮し、適切なフレーズを選ぶことが大切です。適切な依頼表現を身につけることで、メールのやり取りがスムーズになり、信頼関係の構築にもつながります。この記事を参考に、状況に応じたフレーズを活用してみてください。

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メールで協力への感謝・お礼を伝える時のフレーズと例文 https://business-mail.jp/phrase/11705 Wed, 15 Jan 2025 03:28:17 +0000 https://business-mail.jp/?post_type=phrase&p=11705 はじめに ビジネスにおいて、協力に対する感謝を適切に伝えることは、信頼関係の構築や円滑なコミュニケーションのために欠かせません。感謝の気持ちを伝える方法は多岐にわたり、言葉の選び方一つで相手に与える印象や信頼感が大きく変 […]

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はじめに

ビジネスにおいて、協力に対する感謝を適切に伝えることは、信頼関係の構築や円滑なコミュニケーションのために欠かせません。感謝の気持ちを伝える方法は多岐にわたり、言葉の選び方一つで相手に与える印象や信頼感が大きく変わります。

特に、日本のビジネス文化では、礼儀の一環として感謝を伝えることが重要視されています。感謝のフレーズを正しく使うことで、「この人と仕事をしてよかった」と相手に感じてもらえる可能性が高まります。

この記事では、協力への感謝を伝える8つのフレーズとその使い方を解説します。それぞれのフレーズの使い方、使い分けのポイント、具体的な場面設定、さらに実用的な例文を紹介しますので、ぜひ日常の業務で活用してください。

ビジネスメールで協力への感謝・お礼を伝える際に適したフレーズ集

協力への感謝・お礼を伝えるメール「基本の8フレーズ」

  1. ありがたいことに~
  2. ●●様のおかげで~
  3. お力添えをいただき~
  4. ご協力の下で~
  5. ご尽力いただき~
  6. ご支援を賜り~
  7. 心にかけてくださり~
  8. 助かりました

協力への感謝・お礼を伝えるメールに適したフレーズの使い方と例文

1.ありがたいことに~

使い分けのポイント

「ありがたいことに~」は、客観的な事実に基づいて感謝を述べたい場合に適しています。控えめな表現であるため、ビジネスだけでなく、フォーマルな場面やカジュアルな場面でも活用可能です。

特に、他者の協力で成果が得られた際の「感謝を含めた報告」として使用すると効果的です。

例文

プロジェクト成功の報告 ありがたいことに、プロジェクトが無事完了しました。
上司への進捗報告 ありがたいことに、先方との交渉がまとまりました。
社内全体への業務報告 ありがたいことに、チーム全員の協力で業務を乗り越えられました。

2.●●様のおかげで~

使い分けのポイント

「●●様のおかげで~」は、対象を特定することで、感謝の気持ちを相手により強く伝えることができます。特定の人物やグループへの貢献を強調する場面で使用すると、相手の貢献が明確になり、相手の満足度を高める効果があります。

例文

取引先への感謝 ●●様のおかげで、大変スムーズに進めることができました。
同僚への感謝 ●●さんのおかげで、納期に間に合わせることができました。
目標達成後のフォローアップ この結果も●●様のおかげです。感謝しております。

3.お力添えをいただき~

使い分けのポイント

「お力添えをいただき~」は、目上の人や取引先に感謝を述べる際に適しているフォーマルな表現です。特に、具体的な支援内容に触れながら使うことで、感謝の気持ちがより深く伝わります。

例文

取引先へのフォーマルな感謝 このたびはお力添えをいただき、誠にありがとうございました。
プロジェクトメンバーへの感謝 皆さまのお力添えをいただき、無事に成功をおさめることができました。
上司への感謝 お力添えをいただき、トラブルを解決できました。

4.ご協力の下で~

使い分けのポイント

「ご協力の下で~」は、チーム全体や多くの人の協力を評価する際に効果的です。集団での成果を重視した感謝を表現するために使用します。

例文

プロジェクト成功の報告 皆さまのご協力の下で、大成功をおさめました。
目標達成の報告 各部署のご協力の下で、目標を達成しました。
準備の協力への感謝 皆さまのご協力の下で、準備が整いました。

5.ご尽力いただき~

使い分けのポイント

「ご尽力いただき~」は、相手の努力や尽力を特に強調して感謝を伝える際に使用します。目上の方や取引先に対して、丁寧で重みのある感謝を表現したい場合に最適です。特に、具体的な成果や状況を含めると、より誠意が伝わります。

例文

プロジェクト成功への感謝 ●●様にご尽力いただき、大成功をおさめました。
イベント終了後の感謝 皆さまにご尽力いただき、無事にイベントを終えることができました。
契約成立の協力者への感謝 この成果は、皆さまにご尽力いただいたおかげです。

6.ご支援を賜り~

使い分けのポイント

「ご支援を賜り~」は、フォーマルな場面での感謝表現としてよく使われます。特に、相手の支援がなければ得られなかった成果や状況を伝えたい場合に適しています。

例文

イベントの無事終了への感謝 ●●様のご支援を賜り、ここまでやり遂げることができました。
クラウドファンディング達成への感謝 このたびはご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
大きなプロジェクトの達成報告 ご支援を賜りましたことに、深く感謝いたします。

7.心にかけてくださり~

使い分けのポイント

「心にかけてくださり~」は自分や自分の状況を気遣ってくれたことへの感謝を丁寧に表現するフレーズです。相手の配慮や親切心を特に強調したい場合に使用します。

相手に対する敬意と感謝が伝わるため、カジュアルからフォーマルまで幅広く活用できます。

例文

心遣いへの感謝 心にかけてくださり、本当にありがとうございました。
リマインド(念のための確認)への感謝 心にかけてくださったおかげで、無事に対応できました。
日常的な心遣いへの感謝 日頃から心にかけてくださり、感謝しております。

8.助かりました

使い分けのポイント

「助かりました」はシンプルかつ分かりやすい感謝のフレーズです。相手に対する直接的な感謝を伝える場面に適しており、ビジネスメールで幅広く使えます。

特に、迅速な対応や特別な行動に感謝の意を述べる際に効果的です。

例文

緊急対応への感謝 迅速なご対応、本当に助かりました。
アドバイスへの感謝 アドバイスをいただき、大変助かりました。
トラブル解決への感謝 問題を解決していただき、本当に助かりました。

まとめ

協力への感謝を伝えるフレーズは、場面に応じた謝意を適切に伝えるためのものです。使い方を正しく理解し、場面や相手に合わせて使い分けることで、円滑なビジネスコミュニケーションが実現します。

感謝を丁寧に伝えることは、礼儀を示すだけでなく、相手に良い印象を与え、信頼関係を築く上でも大切です。この記事を参考に、日々の業務でぜひご活用ください。

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ビジネスメールでお礼を伝える際に適したフレーズと例文 https://business-mail.jp/phrase/11689 Thu, 26 Dec 2024 05:31:32 +0000 https://business-mail.jp/?post_type=phrase&p=11689 ビジネスの場でお礼の気持ちを表すフレーズは、単なる形式的な言葉以上の役割を果たします。感謝の言葉を適切に使うことで、「自分が大切にされている」という安心感や信頼感を受け取る側に与えることができます。 特にメールでは、一つ […]

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ビジネスの場でお礼の気持ちを表すフレーズは、単なる形式的な言葉以上の役割を果たします。感謝の言葉を適切に使うことで、「自分が大切にされている」という安心感や信頼感を受け取る側に与えることができます。

特にメールでは、一つの言葉で相手の印象が大きく変わることがあります。そのためお礼のフレーズを、相手や状況に応じて使い分けることが円滑なビジネスコミュニケーションの鍵となります。

この記事では、日常業務から特別な場面まで幅広く活用できる感謝・お礼のフレーズ10個を紹介し、それぞれの使い方や活用例を解説します。

ビジネスメールに適したお礼の気持ちを表すフレーズ集

お礼の気持ちを表すメール「基本の10フレーズ」

  1. ありがとうございます
  2. ありがとうございました
  3. ~のお礼をと思い、ご連絡しました
  4. 感謝しております
  5. 大変うれしく思います
  6. 心より感謝を申し上げます
  7. 重ねてお礼申し上げます
  8. 厚くお礼申し上げます
  9. 格別のお引き立てをいただきありがとうございます
  10. 深謝いたします

感謝・お礼を表すメールに適したフレーズの使い方と例文

1.ありがとうございます

「ありがとうございます」使い分けのポイント

「ありがとうございます」は、相手の行動や心遣いに対する感謝をその場で伝える最も基本的な表現です。ビジネスにおいて、シンプルながら効果的で、あらゆる状況で使用可能です。

特にメールでは、相手の具体的な行動を挙げ、お礼の対象を明確にすることが重要です。具体性を持たせることで、受け取る側に感謝の気持ちが一層伝わります。また、お礼の頻度が高い場合も、このフレーズで適度な軽さを保てます。

例文

資料送付へのお礼 資料を迅速に送付していただき、ありがとうございます。
素早い返信へのお礼 早速ご返信いただき、ありがとうございます。
日常的なやり取りのお礼 いつも丁寧にご対応いただき、ありがとうございます。

2.ありがとうございました

「ありがとうございました」使い分けのポイント

「ありがとうございました」は、過去に行われた行為や出来事に対する感謝を表します。完了した行動や終わったプロジェクトなど、タイミングを明確にする際に適しています。

メールでは、日時や行動を具体的に示すことで、相手に丁寧な印象を与えられます。また、過去形であるため、行為が終了した後のフォローアップとして使うのが効果的です。

例文

会議終了後のお礼 先日の会議では貴重なご意見をありがとうございました。
一時的な協力へのお礼 お忙しい中、資料作成を手伝っていただきありがとうございました。
プロジェクト終了後のお礼 今回のプロジェクトも無事完了できました。ありがとうございました。

3.~のお礼をと思い、ご連絡しました

「~のお礼をと思い、ご連絡しました」使い分けのポイント

「~のお礼をと思い、ご連絡しました」は、お礼を示すためにあえて連絡を取ったことをやんわりと伝えることができます。相手が忙しい中、時間を割いてくれた場合や特別な好意を受けた場合に適していて、丁寧さが求められる場面で活用されます。簡潔さよりも丁寧さが重視されるフォーマルな場面で有効です。

例文

セミナー参加へのお礼 先日開催したセミナーにご参加いただいたことへのお礼をと思い、ご連絡しました。
取引成立へのお礼 このたびの取引成立へのお礼をと思い、ご連絡しました。
特別な支援へのお礼 このたびのご支援へのお礼をと思い、ご連絡しました。

4.感謝しております

「感謝しております」使い分けのポイント

「感謝しております」は、丁寧でありながら、堅苦しすぎない表現です。ビジネスの中でもフォーマルな場面や、対等な立場で敬意を込めて感謝を伝えたいときに適しています。また、長期的な支援や日頃の協力に対して、改めて感謝の気持ちを伝える際にも有効です。

直接的な「ありがとうございます」と比較するとやや控えめな印象を与え、距離感を保ちつつ感謝の意を伝えられます。

例文

長期的な取引への感謝 日頃よりご愛顧いただいておりますこと、感謝しております。
困難な状況での支援への感謝 このたびの難しい案件にご協力いただきましたこと、感謝しております。
指導や助言への感謝 貴重なご意見をいただき、感謝しております。

5.大変うれしく思います

「大変うれしく思います」使い分けのポイント

「大変うれしく思います」は、感謝に喜びを加えることで、感謝の気持ちをさらに印象的に伝えたい場合に使用します。主に、承認や合意、協力に対するお礼を伝える場面で使われます。

単に感謝を示すだけでなく、相手の行為が自分にとって特別な意味を持つことを強調する際に適しています。

例文

提案の採用へのお礼 私の提案を採用していただけましたこと、大変うれしく思います。
特別な許可へのお礼 特例を認めていただき、大変うれしく思います。
参加の承諾へのお礼 ご多忙の中、セミナーへのご参加をお決めいただき、大変うれしく思います。

6.心より感謝を申し上げます

「心より感謝を申し上げます」使い分けのポイント

「心より感謝を申し上げます」は、最も敬意を込めた感謝の表現で、特にフォーマルなビジネスシーンや儀礼的な場面で適しています。堅い場面ながらも感情を伝えたいときに最適な表現です。

特別な貢献や厚意に対する深い感謝の気持ちを丁寧に伝えたいときに使うと効果的です。

例文

式典の挨拶におけるお礼 貴社からの多大なるご支援に対し、心より感謝を申し上げます。
貢献へのお礼 式典の成功にお力添えいただきましたこと、心より感謝を申し上げます。
長年の協力関係へのお礼 長年にわたるご厚情に、心より感謝を申し上げます。

7.重ねてお礼申し上げます

「重ねてお礼申し上げます」使い分けのポイント

「重ねてお礼申し上げます」は、一度感謝を伝えた後に、さらにその感謝を強調したい場合に使用します。特に、大変な手間や配慮をかけてもらった場合に適しています。

そのほか感謝したいことが一つではなく、いくつもあるときにも使います。

例文

忙しい中での対応へのお礼 ご多忙の中ご対応いただき、重ねてお礼申し上げます。
再確認へのお礼 再度ご確認いただきましたことに、重ねてお礼申し上げます。
特別な手配や配慮へのお礼 このたびのご配慮に対しても、重ねてお礼申し上げます。

8.厚くお礼申し上げます

「厚くお礼申し上げます」使い分けのポイント

「厚くお礼申し上げます」は、深い感謝を強調したい際に使用します。お礼の気持ちを最大限に表現するフレーズであり、公式な場や重要なやりとりで有効です。

特に、相手の協力がなければ成立しなかった成果や成功に対する感謝を示す場面で使われます。

例文

プロジェクト成功へのお礼 プロジェクト成功にお力添えいただきましたこと、厚くお礼申し上げます。
大規模な協力へのお礼 このたびの多大なるご協力に、厚くお礼申し上げます。
特別な行為に対するお礼 皆さまのご尽力により、大きな成果を得られましたことに厚くお礼申し上げます。

9.格別のお引き立てをいただきありがとうございます

「格別のお引き立てをいただきありがとうございます」使い分けのポイント

「格別のお引き立てをいただきありがとうございます」は、継続的な支援や協力を特に丁寧に感謝する表現です。顧客や取引先、スポンサーなど、長期的な関係性を重視した感謝を伝える際に適しています。

単発の行為ではなく、日頃の協力や引き立てに対して感謝を示すため、フォーマルなビジネスシーンで用いるのが効果的です。

例文

継続的な取引先へのお礼 平素より格別のお引き立てをいただきありがとうございます。
リピート顧客へのお礼 このたびも格別のお引き立てをいただきありがとうございます。
長期的な支援へのお礼 長きにわたり格別のお引き立てをいただきありがとうございます。

10.深謝いたします

「深謝いたします」使い分けのポイント

「深謝いたします」は、特別な事情や緊急性のある場面で、丁寧にお礼を伝える際に適した表現です。迅速な対応や大きな助力に対し、心から感謝を示したい場合に使用します。

堅い印象を持つため、フォーマルで重要な場面での使用が望まれます。

例文

緊急対応への感謝 このたびの緊急でのご対応に、深謝いたします。
特別なサポートへの感謝 特別なご配慮をいただきましたことに深謝いたします。
想定外の援助への感謝 多大なるご尽力を賜りましたこと、深謝いたします。

まとめ

お礼のフレーズは相手とのコミュニケーションを円滑にし、信頼関係を深める大切な要素です。単なる言葉として終わらせるのではなく、その背景にある思いや状況に応じて適切に選び、活用することが重要です。

メールの内容に応じてフレーズを使い分けることで、よりプロフェッショナルな印象を与えることができるでしょう。

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謝罪・お詫びのフレーズと例文(自分の非を認める場合) https://business-mail.jp/phrase/11671 Tue, 10 Dec 2024 09:02:07 +0000 https://business-mail.jp/?post_type=phrase&p=11671 はじめに ビジネスの場では、ミスや行き違いが発生することは避けられません。そのような場面で、自分の非を認める適切なフレーズを用いることは、信頼を取り戻し、問題を円滑に解決する上で重要です。 特にメールでは、表情や声のトー […]

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はじめに

ビジネスの場では、ミスや行き違いが発生することは避けられません。そのような場面で、自分の非を認める適切なフレーズを用いることは、信頼を取り戻し、問題を円滑に解決する上で重要です。

特にメールでは、表情や声のトーンで説明を補足できないため、言葉選びが信頼回復の鍵を握ります。

この記事では、「自分の非を認めるフレーズ」に焦点を当て、状況に応じた実践的な使い方や例文を紹介します。これらを活用して、誠実な対応を心がけ、信頼されるビジネスコミュニケーションを実現しましょう。

ビジネスメールに適した自分の非を認める謝罪・お詫びのフレーズ集

自分の非を認める謝罪・お詫びメール「基本の10フレーズ」

  1. 私の不徳の致すところでございます。
  2. お詫びの言葉もございません。
  3. あってはならないことでした。
  4. 弁解の余地もございません。
  5. 弁明のしようもありません。
  6. 申し開きのできないことです。
  7. 私の至らなさが招いた結果です。
  8. こちらに不備がありました。
  9. 私の力不足です。
  10. ご指摘はごもっともです。

自分の非を認める謝罪・お詫びメールに適したフレーズの使い方と例文

1.私の不徳の致すところでございます。

ビジネスメールにおける謝罪・お詫び「私の不徳の致すところでございます」使い分けのポイント

「私の不徳の致すところでございます」は、特に深刻な過失や失態に対して用いる、非常に丁寧な謝罪表現です。

「不徳」という言葉を使うことで、自分の人格や責任感にまで言及した深い反省を示すことができます。重いニュアンスがあるため、重要な場面で慎重に使用する必要があります。

「私の不徳の致すところでございます」例文
失言により信頼を損ねた場合 不適切な発言により信頼を損ねたことは、私の不徳の致すところでございます。
重大な情報漏えいがあった場合 情報の漏えいを招いたことは、私の不徳の致すところでございます。
対応が原因で混乱が生じた場合 不適切な対応により混乱を招いたことは、私の不徳の致すところでございます。

2.お詫びの言葉もございません。

ビジネスメールにおける謝罪・お詫び「お詫びの言葉もございません」使い分けのポイント

「お詫びの言葉もございません」は、相手に甚大な迷惑や被害を与えた場合に用います。責任を認めた上で、心からの謝意を示す表現であり、強い後悔と反省の意図を含みます。

「お詫びの言葉もない」という言い回しは、過失の重大さを暗に伝えるため、慎重に使用すべきです。このフレーズを使った後には、事態収拾に向けた行動や誠実な対応策を具体的に示すことが不可欠です。

「お詫びの言葉もございません」例文
プロジェクト停止の場合 プロジェクトの停止により多大なご迷惑をおかけし、お詫びの言葉もございません。
クレーム対応にミスがあった場合 クレーム対応のミスでお客様に不信感を抱かせ、お詫びの言葉もございません。
情報漏えいによる信頼失墜の場合 情報漏えいにより信頼を損ね、お詫びの言葉もございません。

3.あってはならないことでした。

ビジネスメールにおける謝罪・お詫び「あってはならないことでした」使い分けのポイント

「あってはならないことでした」は、重大な過失や事故が発生し、特に厳しく責任を問われる場合に適しています。

「あってはならないこと」という表現は、深刻さを強調し、相手に対して謝罪とともに責任を明確にする効果があります。このフレーズを用いる際は、状況の説明と併せて、再発防止の具体策を明示することが不可欠です。

「あってはならないことでした」例文
データを消失した場合 顧客データを誤って消失するなどということは、あってはならないことでした。
重大な製品事故の場合 製品の不具合により重大な事故を招いたことは、あってはならないことでした。
規定に対する違反があった場合 規定に反する手続きが行われたことは、あってはならないことでした。

4.弁解の余地もございません。

ビジネスメールにおける謝罪・お詫び「弁解の余地もございません」使い分けのポイント

「弁解の余地もございません」は、完全な過失を認め、言い訳が一切通用しない状況で用います。特に相手に重大な迷惑をかけた際に適しており、誠実さを最大限示す表現です。

「弁解の余地がない」と明確に伝えることで、相手に真摯な姿勢を印象付け、以後の対応に信頼を持ってもらう効果があります。また、このフレーズを使う場合は、続けて解決策や再発防止の方針を述べることが望ましいです。

「弁解の余地もございません」例文
納期遅延の場合 本日の納品遅延につきましては、弁解の余地もございません。
重要書類の誤送の場合 機密書類を誤送してしまったことに関し、弁解の余地もございません。
対応遅れによる顧客離れの場合 対応の遅れが原因でご不満を招き、弁解の余地もございません。

5.弁明のしようもありません。

ビジネスメールにおける謝罪・お詫び「弁明のしようもありません」使い分けのポイント

「弁明のしようもありません」は、過失の結果が深刻で、釈明や説明の余地が一切ない場合に使用します。相手がすでに怒りや失望を感じている状況で、真摯に責任を認めたいときに適しています。

「弁明のしようもない」という表現を使うことで、自分の立場を低くし、相手の感情に寄り添った謝罪の姿勢を示す効果があります。使用時には、謝罪の後に具体的なフォローアップの行動を明記することが必要です。

「弁明のしようもありません」例文
商品の欠陥による返品の場合 商品の欠陥でお手数をおかけし、弁明のしようもありません。
会議で失言した場合 会議での私の発言が誤解を生み、弁明のしようもありません。
規約違反による契約終了の場合 弊社の規約違反により契約が終了となり、弁明のしようもありません。

6.申し開きのできないことです。

ビジネスメールにおける謝罪・お詫び「申し開きのできないことです」使い分けのポイント

「申し開きのできないことです」は、説明や弁解を試みる余地がなく、自らの責任を全面的に認める際に使用します。特に、相手の期待を裏切る形になった場合や、業務の中での過失が相手に直接的な影響を与えた場合に効果的です。

「申し開きのできない」という表現は、過失の重大さを強調しつつも、相手に対する敬意を込めた謝罪となります。使用後は、謝罪に加え、改善の具体策を簡潔に示すと信頼が回復しやすくなります。

「申し開きのできないことです」例文
見積金額の誤りの場合 見積書の金額が誤っており、申し開きのできないことです。
会議欠席の場合 本日の重要な会議に欠席してしまい、申し開きのできないことです。
顧客データの紛失の場合 顧客データを紛失する事態を招き、申し開きのできないことです。

7.私の至らなさが招いた結果です。

ビジネスメールにおける謝罪・お詫び「私の至らなさが招いた結果です」使い分けのポイント

「私の至らなさが招いた結果です」は、個人の判断や行動が原因で問題が生じた場合に使用します。特に、相手の期待を裏切った形になった際に適しており、「至らなさ」という言葉で謙虚さと反省の意を強調します。

このフレーズを用いる場合は、具体的な改善策や学びを示すことで信頼回復を目指します。

「私の至らなさが招いた結果です」例文
プレゼンに失敗した場合 プレゼンの内容が不十分であったのは、私の至らなさが招いた結果です。
顧客の要望を理解できなかった場合 お客様のご要望を正確に理解できなかったことは、私の至らなさが招いた結果です。
トラブルを未然に防げなかった場合 トラブルを未然に防げなかったのは、私の至らなさが招いた結果です。

8.こちらに不備がありました。

ビジネスメールにおける謝罪・お詫び「こちらに不備がありました」使い分けのポイント

「こちらに不備がありました」は、自らの組織や業務のプロセスに問題があることを認める際に使用します。ミスを過度に個人の責任とはせず、チームやシステム全体の課題として伝えることができます。

「不備がある」と明確に述べることで、問題解決に向けた主体的な姿勢をアピールできます。

「こちらに不備がありました」例文
契約内容に不備があった場合 契約書の内容について、こちらに不備がありました。
発送にミスがあった場合 発送の手続きにおいてこちらに不備があり、商品が正しく届きませんでした。
手続きに遅れがあった場合 こちらに不備があり、申請手続きが遅れております。

9.私の力不足です。

ビジネスメールにおける謝罪・お詫び「私の力不足です」使い分けのポイント

「私の力不足です」は、業務上の失敗や、かけられた期待に応えられなかった場合に、自らの能力不足を認める際に使用します。謙虚な姿勢を示しつつ、成長意欲を伝えることがポイントです。

「私の力不足」という表現は、責任感を強調し、今後の改善に向けた決意を相手に伝えるために効果的です。

「私の力不足です」例文
プロジェクトの進行が遅れた場合 プロジェクトの遅延は私の力不足です。申し訳ありません。
目標を達成できなかった場合 売上目標を達成できなかったことは、私の力不足です。
対応に顧客が不満を抱いた場合 対応にご満足いただけなかったのは、私の力不足です。

10.ご指摘はごもっともです。

ビジネスメールにおける謝罪・お詫び「ご指摘はごもっともです」使い分けのポイント

「ご指摘はごもっともです」は、相手の指摘が正確であることを認める際に使用します。指摘に対して真摯に受け止める姿勢を示すことで、相手との信頼関係を維持しやすくなります。

「ごもっとも」という表現は、相手を尊重するニュアンスを含んでおり、特に改善提案や批判を受けた際に有効です。使用後は、指摘を踏まえた具体的な改善策や今後の対応を示すと効果的です。

「ご指摘はごもっともです」例文
提案書の内容が不足していた場合 ご指摘はごもっともで、提案書の詳細が不足しておりました。
資料中に誤記があった場合 ご指摘はごもっともで、誤記の確認不足が原因です。
サービスの改善点を指摘された場合 ご指摘はごもっともで、対応の質を向上させる必要があります。

謝罪・お詫びのフレーズと例文(自分の非を認める場合)まとめ

誤りを認める姿勢は、仕事上の信頼関係を強化する鍵です。適切なフレーズを選び、相手に誠意を伝えることで、問題解決への糸口が見つかります。この記事で紹介した表現を活用し、誠実かつスムーズなコミュニケーションを心がけてください。

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謝罪・お詫びのフレーズと例文 https://business-mail.jp/phrase/11644 Fri, 29 Nov 2024 04:51:23 +0000 https://business-mail.jp/?post_type=phrase&p=11644 はじめに ビジネスの現場ではミスや行き違いが避けられない瞬間が訪れます。その際、適切なお詫びの言葉や対応は、関係を修復し信頼を回復するために不可欠です。 この記事では、社会人全般を対象に、ビジネスメールにおけるお詫びの基 […]

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はじめに

ビジネスの現場ではミスや行き違いが避けられない瞬間が訪れます。その際、適切なお詫びの言葉や対応は、関係を修復し信頼を回復するために不可欠です。

この記事では、社会人全般を対象に、ビジネスメールにおけるお詫びの基本フレーズを紹介します。また、それぞれのフレーズの使い方やシーン別の例文も提示し、メール作成が苦手な方や文例を探している方に役立つ情報をお届けします。

正しい言葉遣いや効果的な表現を習得することで、あなたのビジネススキルをさらに向上させましょう。

ビジネスメールに適した謝罪・お詫びのフレーズ集

謝罪・お詫びメール「基本の9フレーズ」

  1. 申し訳ございません。
  2. すみません。
  3. 申し訳なさでいっぱいです。
  4. 失礼いたしました。
  5. お詫びいたします。
  6. 心よりお詫びいたします。
  7. 深くお詫び申し上げます。
  8. 謹んでお詫び申し上げます。
  9. 陳謝いたします。

謝罪・お詫びメールに適したフレーズの使い方と例文

1. 申し訳ございません

ビジネスメールにおける「申し訳ございません」使い分けのポイント

「申し訳ございません」は、ビジネスシーンで最も一般的で広く使用される謝罪表現です。

多くの場面で使える万能な表現ですが、具体的な事情や謝罪の背景を一緒に述べることで、誠実さをより効果的に伝えることができます。

この表現は、相手に失礼がないため、軽微なミスから重大なトラブルまで幅広く適しています。簡潔ながらも、真摯な姿勢を示す言葉として信頼回復に役立つフレーズです。

謝罪・お詫びメール「申し訳ございません」例文
納期遅延の場合 このたびは商品の納期が遅れ、申し訳ございません。
会議欠席の場合 本日の会議を欠席し、申し訳ございません。
誤送信メールの場合 先ほどのメールは誤送信でした。大変申し訳ございません。

2. すみません

ビジネスメールにおける「すみません」使い分けのポイント

「すみません」は、カジュアルな謝罪表現として日常的に使用されますが、フォーマルな場面では控えたほうが無難です。親しい関係の取引先や社内の同僚など、距離感の近い相手に対して使うと、柔らかい印象を与えます。

ただし、内容によってはより丁寧な「申し訳ございません」を使うほうが適している場合もあります。軽微なミスや日常的な謝罪に最適な表現です。

謝罪・お詫びメール「すみません」例文
質問への回答が遅れた場合 返信が遅れてすみません。
資料未提出の場合 資料の提出が遅れてしまい、すみません。
軽微な相談忘れの場合 お伝えするのを忘れてすみません。

3. 申し訳なさでいっぱいです

ビジネスメールにおける「申し訳なさでいっぱいです」使い分けのポイント

「申し訳なさでいっぱいです」は、謝罪の気持ちを感情的に強調するフレーズで、深い反省や後悔を伝えたいときに適しています。特に、信頼関係を損ねるような行為や相手に大きな迷惑をかけた場合に効果的です。

誠意が伝わる表現ですが、あまり頻繁に使うと軽く見られる可能性があるため、重要な場面で慎重に使用することが求められます。相手の気持ちを考え、誠実な対応を心がけましょう。

謝罪・お詫びメール「申し訳なさでいっぱいです」例文
ミスが続いた場合 度重なるミスに対し、申し訳なさでいっぱいです。
約束を破った場合 お約束を守れず、申し訳なさでいっぱいです。
部下へのフォロー不足の場合 十分なサポートができず、申し訳なさでいっぱいです。

4. 失礼いたしました

ビジネスメールにおける「失礼いたしました」使い分けのポイント

「失礼いたしました」は、相手に対して無礼な行動や礼儀を欠いた言動をした場合に使用されるフレーズです。

メールや会話の中で相手に不快感を与えてしまったときに効果的で、ビジネスマナーを重視する場面で活躍します。具体的な失礼の内容を示すと、より誠実な印象を与えることができます。使用頻度が高い分、安易に使わず場面に合った言葉を添えることが大切です。

謝罪・お詫びメール「失礼いたしました」例文
名前を間違えた場合 お名前を誤記してしまい、大変失礼いたしました。
連絡遅延の場合 ご連絡が遅れ、失礼いたしました。
不適切な言葉を使用した場合 不適切な表現を使用し、失礼いたしました。

5. お詫びいたします

ビジネスメールにおける「お詫びいたします」使い分けのポイント

「お詫びいたします」は、フォーマルな謝罪表現として、取引先や顧客へのメールなどで多く使われます。

シンプルで端的なため、謝罪の意図を明確に伝えるのに適しています。背景の説明や解決策を添えると、単なる形式的な謝罪に留まらず、誠実な印象を与えます。

特に事実関係が明確で相手の迷惑が大きい場合、迅速にこの表現を用いることで謝罪の効果が高まります。

謝罪・お詫びメール「お詫びいたします」例文
間違った情報を送信した場合 先ほどお送りした資料に誤りがありましたこと、お詫びいたします。
対応が遅れた場合 対応が遅くなりましたことをお詫びいたします。
イベントの中止を伝える場合 このたびのイベント中止に際し、多大なるご迷惑をおかけしましたこと、お詫びいたします。

6. 心よりお詫びいたします

ビジネスメールにおける「心よりお詫びいたします」使い分けのポイント

「心よりお詫びいたします」は、謝罪の気持ちを強調する表現で、重大なミスや相手の期待を大きく損ねた場合に適しています。

このフレーズを使う際は、真摯な姿勢で謝罪し、具体的な対応策を示すことが重要です。特に感情が関わる問題や、相手が失望している場合に有効で、信頼回復に向けた第一歩となります。

謝罪・お詫びメール「心よりお詫びいたします」例文
クレームに対応する場合 このたびは当社の不手際によりご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫びいたします。
重大なミスが発生した場合 本件につきまして多大なご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫びいたします。
納品遅延の場合 商品のお届けが遅れましたこと、心よりお詫び申し上げます。

7. 深くお詫び申し上げます

ビジネスメールにおける「深くお詫び申し上げます」使い分けのポイント

「深くお詫び申し上げます」は、フォーマルな場面での重大な謝罪に用いられる表現です。特に大きなトラブルや損害を相手に与えた場合に、真摯な謝意を示すために適しています。

このフレーズは公式文書にも使用され、信頼回復を目指す上で効果的です。背景や対応策を明確に述べることで、誠実な印象を与えます。

謝罪・お詫びメール「深くお詫び申し上げます」例文
プロジェクトが失敗した場合 このたびのプロジェクトにおける不手際により、ご期待にお応えできなかったことを深くお詫び申し上げます。
顧客対応ミスが起きた場合 弊社の対応に不備がありましたこと、深くお詫び申し上げます。
公式声明の場合 関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。

8. 謹んでお詫び申し上げます

ビジネスメールにおける「謹んでお詫び申し上げます」使い分けのポイント

「謹んでお詫び申し上げます」は、公式な謝罪文や重要な場面で使用される丁寧な表現です。特に上下関係がある相手や、影響力の大きなトラブルに適しています。

このフレーズは、相手に対する敬意を示すことができるため、公式発表や取引先への重大な謝罪文で使われます。使用する際には過剰表現にならないよう注意が必要です。

謝罪・お詫びメール「謹んでお詫び申し上げます」例文
公的な謝罪の場合 今回の事態に関しまして、関係者の皆様に謹んでお詫び申し上げます。
重大な取引トラブルが起きた場合 このたびの取引上のトラブルにより、多大なるご迷惑をおかけしましたこと、謹んでお詫び申し上げます。
公式イベントを中止する場合 このたびのイベント中止に際し、謹んでお詫び申し上げます。

9. 陳謝いたします

ビジネスメールにおける「陳謝いたします」使い分けのポイント

「陳謝いたします」は、公式文書や公の場で簡潔に謝意を示す際に使用される表現です。簡潔ながらも責任の重さを強調し、相手に誠意を示すことができます。

主に社会的な場面や多くの関係者に影響を及ぼす場合に適していて、特に信頼回復が急務のケースで効果を発揮します。

謝罪・お詫びメール「陳謝いたします」例文
メディアへの公式声明の場合 今回の件につきまして、関係各所に多大なるご迷惑をおかけしましたこと、陳謝いたします。
企業間取引でトラブルが起きた場合 このたびの弊社の不手際により、ご迷惑をおかけしましたことを陳謝いたします。
法的問題が発生した場合 法的問題を招いた件に関しまして、深く反省し陳謝いたします。

まとめ

お詫びのメールは、単なる謝罪の表現だけでなく、誠意と改善意欲を示す重要なコミュニケーション手段です。適切な言葉選び、相手に合わせた使い分け、そして迅速な対応が信頼回復のカギとなります。

お詫びを正しく行うことは、関係をより良いものへと発展させる第一歩です。この記事で紹介したフレーズと実例を活用し、メール作成に役立ててください。

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お願い・依頼メールの件名例 https://business-mail.jp/phrase/10731 Mon, 11 Feb 2019 21:56:39 +0000 http://18.179.137.84/?post_type=phrase&p=10731 OB訪問のお願い(○○大学××) 請求書(no.xxxx)再発行のお願い ○○の見積もり作成のお願い 領収書(○○)再送付のお願い セミナー講師の依頼 ○○イベント登壇のご相談 アポイント(4/16)の変更に関するお願い […]

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  • OB訪問のお願い(○○大学××)
  • 請求書(no.xxxx)再発行のお願い
  • ○○の見積もり作成のお願い
  • 領収書(○○)再送付のお願い
  • セミナー講師の依頼
  • ○○イベント登壇のご相談
  • アポイント(4/16)の変更に関するお願い
  • ○○プロジェクトに関する人員増強のご相談
  • 取締役会議の招集通知
  • 社内報原稿執筆のお願い
  • 打ち合わせ時間変更の依頼
  • プレゼン資料作成のお願い
  • システム不具合の調査依頼

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冒頭の挨拶・書き出し https://business-mail.jp/phrase/10936 Wed, 22 May 2019 05:30:05 +0000 http://test.business-mail.jp/?post_type=phrase&p=10936 社外向けに送るビジネスメールの冒頭の挨拶・書き出しの文例 通常の挨拶・書き出し お世話になっております。 定番の挨拶です。新規作成や返信のときに使用します。日頃やりとりをする相手の他、面識がない相手でも会社として取引があ […]

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社外向けに送るビジネスメールの冒頭の挨拶・書き出しの文例

通常の挨拶・書き出し

お世話になっております。

定番の挨拶です。新規作成や返信のときに使用します。日頃やりとりをする相手の他、面識がない相手でも会社として取引があるなら使用しても違和感はありません。

大変お世話になっております。

「お世話になっております。」よりも、お世話になっている程度が強い場合に使用します。

いつもお世話になっています。

「お世話になっております。」よりも、お世話になっている頻度が高い場合に使用します。

いつも大変お世話になっております。

「お世話になっております。」よりも、お世話になっている程度が強く頻度が高い場合に使用します。全くお世話になっていない相手から「いつも大変お世話になっております。」と挨拶されると違和感を覚えるので注意。

お世話になります。

定番の挨拶として使用することもできます。面識のない相手に初めてメールを送るとき「これからお世話になります」という意味を込めて使用することも可能。

初めての挨拶・書き出し

初めまして。

初対面の人にいう挨拶です。やや砕けた印象を与えるので、より丁寧に書きたいときは「初めてメールをお送りします。」の方がよいでしょう。

初めてメールをお送りします。

初めて送っているメールだと分かるので、相手もそのつもりで読み進められます。

突然のメールで失礼いたします。

比較的よく見かける表現ですが「失礼だと思うなら連絡をするな」と感じる人もいます。連絡先を公にしている相手に対しては、特にこのような謙遜は不要です。

久しぶりの挨拶・書き出し

ご無沙汰しております。

数か月から2、3年くらいの間が空いたときに使用します。

大変ご無沙汰しております。

最後にいつ連絡をとったか分からないくらい間が空いたときに使用します。

返信時の挨拶・書き出し

早速のご返信ありがとうございます。

相手がすぐに返信してくれた場合、返信の速さに対して感謝の気持ちを伝えたいときに使います。

メールをお送りくださいましてありがとうございます。

返信(回答)してくれたことに対して感謝の気持ちを伝えたいときに使います。

かしこまった挨拶・書き出し

平素は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。

平素は格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。

平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

この3つの挨拶は通常メールで使うことはありませんが、かしこまった印象を与えたいときに使用することがあります。普段からこのようにかしこまった挨拶をしていると、相手が心理的な距離を感じるので注意しましょう。

社内向けに送るビジネスメールの冒頭の挨拶・書き出しの文例

通常の挨拶・書き出し

お疲れ様です。

多くの企業で使われている挨拶です。ただし、中には、相手をねぎらう意味で用いる言葉なので立場によっては不適切だ、疲れていないのに「お疲れ様です。」は違和感がある、と考える人もいます。そのような企業文化があるときは、どのような挨拶をしたらいいか上司に確認するとよいでしょう。

おはようございます。

朝、一通目に送る挨拶として最適です。心理的な距離の近いお客さまにも使うこともあります。

お世話になっております。

大きな組織の場合、部署対部署で仕事をしてるという認識を持つケースもあります。社内の取引先というニュアンスも含めて、この挨拶を使用することがあります。

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よく使われる尊敬語・謙譲語・丁寧語の一覧 https://business-mail.jp/phrase/11184 Sun, 16 Feb 2020 06:27:26 +0000 https://business-mail.jp/?post_type=phrase&p=11184 尊敬語とは 相手や相手に関することを敬うときに使う。相手側を高める。 謙譲語とは 自分や自分に関することをへりくだることで、間接的に相手に敬意を表すときに使う。自分側を低くすることで相手側を高める。 丁寧語とは 丁寧な言 […]

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尊敬語とは

相手や相手に関することを敬うときに使う。相手側を高める。

謙譲語とは

自分や自分に関することをへりくだることで、間接的に相手に敬意を表すときに使う。自分側を低くすることで相手側を高める。

丁寧語とは

丁寧な言葉づかいをして相手に敬意を表すときに使う。

尊敬語・謙譲語・丁寧語の一覧

動作 尊敬語 謙譲語 丁寧語
会う お会いになる/会われる お目にかかる/お会いする 会います
言う おっしゃる/言われる 申し上げる/申す 言います
行く いらっしゃる/おいでになる/お越しになる うかがう/参上する/参る 行きます
いる いらっしゃる おる います
受ける お受けになる/受けられる 拝受する/お受けする 受けます
思う お思いになる/思われる 存じる 思います
聞く お聞きになる/聞かれる うかがう/お聞きする 聞きます
来る いらっしゃる/おいでになる/見える/お見えになる/お越しになる 参る 来ます
知る お知りになる/知られる 存じる/存じ上げる 知ります
する なさる/される いたす します
訪ねる お訪ねになる/訪ねられる うかがう/参上する/お訪ねする 訪ねます
食べる 召し上がる/お食べになる/食べられる いただく/頂戴する 食べます
見る ご覧になる/見られる 拝見する 見ます
読む お読みになる/読まれる 拝読する 読みます
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お断りのフレーズ https://business-mail.jp/phrase/10948 Wed, 22 May 2019 06:24:47 +0000 http://test.business-mail.jp/?post_type=phrase&p=10948 通常のお断りのフレーズ せっかくのお誘いですが、 せっかくのお誘いですが、先約がありどうしても参加できません。 せっかくのお誘いですが、残念ながら参加できそうにありません。 せっかくのお誘いですが、残念ながら参加するのが […]

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通常のお断りのフレーズ

せっかくのお誘いですが、

  • せっかくのお誘いですが、先約がありどうしても参加できません。
  • せっかくのお誘いですが、残念ながら参加できそうにありません。
  • せっかくのお誘いですが、残念ながら参加するのが難しいです。
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よく使われる尊敬語と謙譲語 https://business-mail.jp/phrase/10941 Wed, 22 May 2019 05:56:01 +0000 http://test.business-mail.jp/?post_type=phrase&p=10941 メールでも見かける尊敬語、謙譲語の一覧 – 尊敬語 謙譲語 行く いらっしゃる、お見えになる うかがう、参る 会う お会いになる お目にかかる 食べる お召し上げる いただく 言う お話しになる、おっしゃる […]

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メールでも見かける尊敬語、謙譲語の一覧

尊敬語 謙譲語
行く いらっしゃる、お見えになる うかがう、参る
会う お会いになる お目にかかる
食べる お召し上げる いただく
言う お話しになる、おっしゃる 申し上げる
聞く お聞きになる 拝聴する、うかがう
知る お知りになる 存じ上げる、存じる

間違いやすい尊敬語、謙譲語

尊敬語を二重で使うなどの誤りがあります。次のような間違いには気をつけましょう。

○添付した書類をご覧ください。

×添付した書類を拝見してください。

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