効率化 | ビジネスメールの教科書 ビジネスメールの書き方・送り方、連符レート・文例なら Tue, 03 Dec 2024 08:07:24 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.1.7 https://business-mail.jp/wp-content/uploads/2019/10/cropped-icon_mail-1-32x32.png 効率化 | ビジネスメールの教科書 32 32 ビジネスメールは1通に複数の用件をまとめるべきか https://business-mail.jp/expert/11610 Fri, 01 Nov 2024 03:29:31 +0000 https://business-mail.jp/?post_type=expert&p=11610 ビジネスメールを書く際、「1つのメールに複数の用件をまとめるべきか」という質問は、よく挙がるテーマの一つです。 特に、多忙なビジネスパーソンにとって、メールの処理は効率的に行いたいもの。そのため、できるだけ1通のメールで […]

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ビジネスメールを書く際、「1つのメールに複数の用件をまとめるべきか」という質問は、よく挙がるテーマの一つです。

特に、多忙なビジネスパーソンにとって、メールの処理は効率的に行いたいもの。そのため、できるだけ1通のメールで複数の依頼や確認事項を伝えようと考える方も少なくありません。

しかし、重要なのは相手がどのようにメールを処理しやすいかという視点です。メールを受け取る側が混乱せず、スムーズに対応できる形で送ることが、ビジネスコミュニケーションの基本です。

この記事では、1つのメールに複数の用件を含めるべきかどうか、具体的な事例を交えながら解説していきます。

1.ビジネスメールは相手の処理のしやすさを優先する

ビジネスメールにおいて、重要なのは「相手がメールを処理しやすいかどうか」です。

例えば、あなたが外部のデザイナーに複数のプロジェクトに関する用件を一度に伝えようと考えたとします。その際、以下のようなメールを送った場合を考えてみてください。

B、C、D案件に関するご依頼

1. B案件の見積もり依頼
2. C案件のデザイン修正依頼
3. D案件の打ち合わせ日時の調整

このような複数の用件を1通にまとめると、相手はそれぞれの対応にかかる時間が異なるため、以下のような問題が生じる可能性があります。

  • 簡単な用件だけ返信し、残りを忘れる
  • すべての用件が終わるまで返信が遅れる

たとえば、B案件の見積もりはすぐに対応できるとしても、C案件のデザイン修正には時間がかかるかもしれません。

その場合、相手は「すべての依頼に対応してから返信しよう」と考え、結果的に全体の返信が遅れるリスクが高まります。このような状況を避けるためにも、異なる種類の用件はメールを分けて送る方が無難です。

2. 同じジャンルの軽い依頼なら一通のメールにまとめても良い

一方で、複数の用件を1通のメールにまとめても問題ないケースもあります。それは、用件のジャンルが同じで、かつ軽い内容の場合です。

例えば、以下のような内容なら1通のメールにまとめても支障はないでしょう。

B、C、D案件の面談調整

1. B案件の見積もりに関するオンライン面談の調整
2. C案件のデザイン修正に関する面談の調整
3. D案件の打ち合わせ日時の調整

この例では、いずれも「オンライン面談の日程調整」という同じ種類の依頼です。相手はカレンダーを見ながら、まとめて日程を調整することができ、対応の一貫性があるため混乱を招くことがありません。

このように、同じジャンルで軽めの依頼や調整であれば、1通のメールにまとめても相手に負担をかけず、スムーズな処理が可能です。

3. 報告メールの場合はどうする?

報告業務においても、1通にまとめるか分けるかは相手の処理のしやすさで決めるのが基本です。たとえば、社内での定期的な日報や進捗報告など、比較的軽く処理できるものは1通にまとめても問題ありません。

しかし、重要な案件の報告や、相手がしっかりと確認する必要がある内容であれば、それぞれの報告を分けた方がよいでしょう。

たとえば、複数のプロジェクトに関する進捗報告や、異なる部門への報告書などは、それぞれのプロジェクトや部門ごとに分けて送信する方が、相手にとっても処理がしやすく、内容を確実に把握してもらえます。

また、報告内容が異なる場合、「予告」を入れることで相手に意識させる方法も効果的です。

例えば、B案件の進捗報告を1通目で送った後に、「このあと、C案件のデザインについても別途メールで報告いたします」と記載することで、相手に後続のメールを認識させることができます。

こうした予告を活用することで、複数の報告内容を効果的に伝えることが可能です。

4. メールを分けた方が無難な場合

メールを1通にまとめるか、複数に分けるかで迷う場面はよくあります。しかし、用件の種類が異なる場合や、重い内容が含まれる場合は、分けた方が無難です。

例えば、見積もりの依頼、デザインの修正、打ち合わせの日程調整など、全てを一度に伝えたいと考えるかもしれませんが、これらは対応のスピードが異なる可能性が高く、相手にとって負担になる場合があります。

一方で、メールの本数が増えることを心配する場合もあるでしょう。そのようなときは、予告を入れることや、軽い用件をまとめるなど、相手がメールを見逃さない工夫をすることで、メールの本数が増えても相手の負担を軽減できます。

基本的には、「まとめるか分けるかで迷うなら、分ける方が無難」という考え方が安全です。特に、時間のかかる依頼や確認が必要な内容であれば、個別にメールを送ることで、相手も自分のペースで対応がしやすくなります。

まとめ

ビジネスメールに複数の用件を含めるべきかどうかは、相手がどのように処理しやすいかが重要な判断基準です。同じジャンルの軽い用件であれば1通にまとめても問題はありませんが、ジャンルが異なる場合や、重い内容が含まれる場合は、分けて送ることが推奨されます。

また、報告メールにおいても、重要な内容は分けて送ることが相手にとって親切です。

最終的には、メールの本数を減らすことを優先するよりも、相手がスムーズに対応できるように配慮することがビジネスコミュニケーションの鍵となります。

複数のメールを送る場合は、予告を活用するなどして、相手の負担を軽減しながら、確実に伝わるメールを心がけましょう。

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ビジネスメールは3行で書くべき?専門家が解説 https://business-mail.jp/expert/11569 Fri, 18 Oct 2024 02:08:50 +0000 https://business-mail.jp/?post_type=expert&p=11569 ビジネスシーンにおいて、「メールは短く簡潔に書くべきだ」という意見はよく耳にします。その中でも、特に注目されているのが「3行メール」というスタイルです。 これは、文字通り3行で用件を伝えることを目指したメールの書き方です […]

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ビジネスシーンにおいて、「メールは短く簡潔に書くべきだ」という意見はよく耳にします。その中でも、特に注目されているのが「3行メール」というスタイルです。

これは、文字通り3行で用件を伝えることを目指したメールの書き方です。ビジネスの効率化を図るために、できるだけ短く、必要な情報だけを伝えることが推奨されることがあります。

しかし、果たしてこの3行メールは本当に合理的なのでしょうか?メールはただの情報伝達手段ではなく、相手とのコミュニケーションを育むツールでもあります。

どんなに短いメールでも、相手に不快感を与えてしまったり、誤解を招いたりすれば、かえって仕事の効率を下げてしまうこともあります。本記事では、3行メールの利点と問題点を整理し、合理性について深掘りしていきます。

ビジネスで使う「3行メール」の合理性とは

「メールをできるだけ短く書くべき」という考え方には、一定の合理性があります。特に忙しいビジネスパーソンにとって、長々としたメールを読む時間を割くことは難しいものです。

3行で簡潔に用件を伝えられれば、相手にとっても負担が少なく、すぐに対応してもらえる可能性が高まります。

例えば、上司や取引先への確認事項や報告を短くまとめることで、受け手もすぐに返信しやすくなります。次のような短いメールであれば、効率的にコミュニケーションが進むでしょう。

会議資料の確認

営業部の皆様、お疲れ様です。
総務部の山田太郎です。

次回の会議資料を添付します。
内容をご確認の上、フィードバックをお願いします。
締め切りは10月20日です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
一般社団法人日本ビジネスメール協会
総務部 山田 太郎(YAMADA Taro)
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-1 KIMURA BUILDING 5階
電話 03-5577-3210 / メール info@businessmail.or.jp
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一般社団法人日本ビジネスメール協会 https://businessmail.or.jp/
アイ・コミュニケーション公式サイト https://www.sc-p.jp/
ビジネスメールの教科書 https://business-mail.jp/
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このように、ポイントを押さえた3行メールは、無駄な情報を省き、相手がすぐに行動を取れるよう促す効果があります。

特に、日常的にコミュニケーションをとっている相手であれば、3行メールは非常に効果的な手段となり得ます。

ビジネスで使う「3行メール」の問題点について

しかし、3行メールにはいくつかの問題点も存在します。特に、相手との関係性やメールの内容に応じて、短すぎるメールが逆効果になることがあるのです。

例えば、以下のような状況を考えてみましょう。

相手が3行メールに不快感を抱く可能性がある

3行で用件を済ませると、相手に対して冷たく感じられたり、無礼に思われることがあります。特に、初対面の相手やフォーマルな関係においては、簡潔すぎるメールが不適切とされる場合があります。

誤解や行き違いが生じやすい

短すぎるメールは、詳細な説明を省いてしまうため、相手に誤解を与えるリスクがあります。例えば、「了解しました」という一言だけの返信が、相手によっては不満や無関心と捉えられることもあるのです。

他の社員や第三者に誤解を与える可能性がある

さらに問題なのは、3行メールを見た他の社員や部下が、それを標準的なコミュニケーションスタイルと誤解してしまうケースです。

例えば、ある上司が部下に対して3行メールを送った場合、そのメールが他のメンバーに転送されると、「3行で返信すれば良いのだ」と学習してしまい、状況に合わない短いメールが送られる恐れがあります。

ビジネスで「3行メール」を使うべき場面とは?

では、どのような場面で3行メールを使用すべきなのでしょうか?それは、相手が短いメールで対応できると判断できる場合や、日常的なやり取りで信頼関係が築かれている場合です。

たとえば、定期的な報告や進捗確認など、繰り返し発生するシンプルな業務では、3行メールは十分に機能します。

次のようなケースでは、3行メールが適していると言えます。

場面 3行メール例
定期的な進捗報告 プロジェクトの進捗は順調です。次回の報告は10月20日に予定しています。
簡単な確認事項 お打ち合わせの日時は、10月22日でよろしいでしょうか?
軽い挨拶とお礼 昨日はご対応いただき、ありがとうございました。次回のご依頼もよろしくお願いいたします。

このような日常的なやり取りや定型的な報告であれば、3行メールは相手に負担をかけず、スムーズに処理してもらえるでしょう。

しかし、それ以外の場面では、慎重に使用する必要があります。

ビジネスで「3行メール」を避けるべき場面とは?

一方で、重要なビジネスシーンや、相手との関係性が築けていない場合には、3行メールは避けるべきです。

特に、取引先やクライアントに対しては、詳細な説明や誠意を込めた挨拶が求められることが多いため、短すぎるメールは逆効果となる可能性が高いです。

次のような場合には、3行メールを避け、丁寧で具体的な内容を心がけましょう。

初めての取引相手への提案

初めての取引相手への提案の場合、詳細な説明や背景をしっかりと伝えることが必要です。短いメールでは、信頼感を得ることが難しくなります。

クレーム対応やトラブル報告

クレーム対応やトラブル報告の場面では、相手の不満や疑問に対して十分な説明を行い、真摯な対応を示すことが重要です。3行メールでは、相手に誠意が伝わらない可能性があります。

フォーマルな連絡

ビジネス上の正式な案内や報告は、形式を守ったメールが求められます。3行メールでは、相手に対して軽んじている印象を与えるリスクがあります。

まとめ

「3行メールは本当に合理的なのか?」という問いに対しての答えは、ケースバイケースです。確かに、3行メールは短時間で読めるため、忙しいビジネスパーソンには非常に合理的な手法といえます。

しかし、それは相手との関係や内容によって使い分けるべきです。信頼関係が築かれている場合や、軽い用件であれば3行メールは効果的ですが、重要な連絡や初対面の相手には、より丁寧で具体的なメールが求められます。

メールは単なる情報伝達の手段ではなく、コミュニケーションを深めるツールでもあります。相手に不快感を与えず、誤解を招かないためには、状況に応じた適切なメールの書き方を心がけることが重要です。

3行メールに頼りすぎず、相手の立場に立った柔軟なコミュニケーションを行うことで、ビジネスの信頼関係を築いていきましょう。

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ビジネスメールで挨拶は不要?いる or いらないの議論を専門家が解説 https://business-mail.jp/expert/11300 Thu, 24 Jun 2021 00:52:38 +0000 https://business-mail.jp/?post_type=expert&p=11300 「メールで挨拶はいらない」 「挨拶は非効率だ」 「社内メールの挨拶をやめるのは、どうしたらいいか」 このような声が増えたのは、実業家の堀江貴文さんの記事が影響していると思います。 関連リンク 堀江貴文「メールに̶ […]

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「メールで挨拶はいらない」

「挨拶は非効率だ」

「社内メールの挨拶をやめるのは、どうしたらいいか」

このような声が増えたのは、実業家の堀江貴文さんの記事が影響していると思います。

この記事が出たのが2021年4月27日。

その数日後、羽鳥慎一モーニングショー(テレビ朝日)から取材が入りました。

2021年4月30日の放送で「挨拶はするべきか、省いてもいいのか」をテーマに、一般社団法人日本ビジネスメール協会代表理事としての見解を述べました。

コミュニケーションは、相手がどう思うか、感じるかが重要です。相手が「挨拶は不要だ」というなら書かなくても問題はないでしょう。相手が挨拶を必要としているの、不要だと考えているのか、分からないなら、挨拶は書いたほうがいいといえます。

「挨拶が不要だ」という声がある一方、

  • 挨拶をしない人がいて、冷たく感じる
  • 挨拶がないと唐突に切り出されて違和感がある
  • 挨拶は、して当然だと思います

このような意見もあります。

私はメールのプロとして現場に入っているためこの両方の言い分は理解できます。効率を重んじるタイプと礼儀を重んじるタイプ。この2つの考え方が、相容れないところもあります。

ビジネスメールで挨拶は不要?この議論を続ける意味が無い!

ただ、これ以上この議論を続ける意味が無いと思っています。メールを何のために使っているのか。迷ったときは「そもそも」を考えるのがいいのです。

  • 仕事の効率を上げるため
  • コミュニケーションをとるため
  • 円滑に仕事を進めるため

これらの目的に異論は無いでしょう。表面的な効率だけを重視している人は、次のような論点から挨拶を省略したがります。

  • キータッチの回数を減らしたい
  • 文章を読む時間を減らしたい

正直、挨拶を書くのにかかる時間は、1~2秒程度です。

  • 「ose」→「お世話になっております。」
  • 「taihe」→「大変お世話になっております。」
  • 「otu」→「お疲れ様です。平野です。」

このように辞書登録しておけば入力の時間は減らせます。また、通常の挨拶であれば、読むのに1秒もかからないでしょう。この1~2秒の削減の議論をすることが時間の無駄です。

もちろん、このような長い挨拶は不要です。

「入梅とともに雨が続きますが、貴殿におかれましてはなお一層ご隆盛の由拝察いたしております。」

さすがにこれだと読んでいてイライラする人も多いでしょう。挨拶をカットするより、1秒でも早く読めるように、メールの構成やレイアウト、一文の長さに気を遣うべき。

相手が挨拶を書いているから、自分も書かなくてはいけない。それが非効率だと考える人もいるかもしれません。

それなら、1秒で挨拶を入力でいるようにスキルアップすればいい。

挨拶の有無で議論するのはナンセンスであり、わかりやすい文章を書く方法で議論すべきです。

ビジネスメールで挨拶の省略が認められている企業もある

ちなみに、すでに挨拶の省略が根付いている企業もあります。それは、社内コミュニケーションであれば問題ありません。

しかし、社外でも挨拶を省いていいとか、距離が近い人は省いていいとか。誤ったルールを生み出す可能性があります。それにより相手が不快になったとしたら、リカバーにどのくらい時間がかかるでしょう。

先輩のメールを見て崩していいんだと判断した部下が、誤ったメールを外部に送る可能性もあります。

自分のメールが人に見られている。自分のメールが人の見本になる。

こう考えると、挨拶を書くのが合理的だと結論づけられます。そのような意識を持った上で、トータルの時間に目を向けるべき。1通のメールの時間を減らすよりもトータルの業務時間を減らす方法を考えましょう。

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「令和」とメールに一発で入力する方法 https://business-mail.jp/expert/10973 Sat, 25 May 2019 23:29:55 +0000 http://test.business-mail.jp/?post_type=expert&p=10973 新元号が発表され、メールやツイッター、Facebookなどで「令和」と入力しようとしたが、上手く入力できなかったという声も聞きます。 クラウド型のサービスを利用しているならば、辞書が定期的にアップデートされると思いますが […]

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新元号が発表され、メールやツイッター、Facebookなどで「令和」と入力しようとしたが、上手く入力できなかったという声も聞きます。

クラウド型のサービスを利用しているならば、辞書が定期的にアップデートされると思いますが、
そうではない場合は、毎回、「れい」+変換、「わ」+変換と入力して「令和」と入力することになるかもしれません。

それって面倒ですよね。
さらに「礼和」「零和」などのご入力が起こる可能性もあります。

私が開催しているビジネスメールコミュニケーション講座でも、いつも「凄く役に立った」と言われるが単語登録(辞書登録)の説明。

「れいわ」+変換で、「令和」と変換できるようにパソコンに覚えさせることが出来ます。

Windows IMEを開きます

単語を登録

単語に「令和」、よみに「れいわ」を入力して登録をクリック。これで一発で入力できるようになります。

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訪問の時間を減らしてビジネスメールを活用する https://business-mail.jp/expert/10807 Thu, 14 Feb 2019 10:26:53 +0000 http://18.179.137.84/?post_type=expert&p=10807 メールの研修の質疑応答の中で「平野さんはどうしてそんなに時間があるんですか?」と聞かれることがあります。私は、ビジネスメールの研修だけでなく、マーケティングに関するコンサルティング、雑誌やWEB媒体へのコラムの執筆、書籍 […]

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メールの研修の質疑応答の中で「平野さんはどうしてそんなに時間があるんですか?」と聞かれることがあります。私は、ビジネスメールの研修だけでなく、マーケティングに関するコンサルティング、雑誌やWEB媒体へのコラムの執筆、書籍の執筆、講演、メルマガの執筆、アイ・コミュニケーションの会社経営、1日200通のメール処理……などなど、いくつもの業務を行っています。

時間が膨大にあるように思われても仕方がないかもしれません。冒頭の質問に、私はいつもこう答えています。

「メールを効果的に使っているからですよ」

この答えは非常にシンプルですが、事実です。

メールがなかったら事業規模は今の半分以下になるでしょう。
そして、今の時間では到底終わらず、業務効率も下がっていることでしょう。

これからのスタイルはメールで「会うべき人に会う」

私の仕事は、ほとんどパソコンの前でおこなわれています。
「平野さん、1日中パソコンの前にいて仕事になるの?もっと営業のために動き回らなくては成功しないよ」と言われることがありますが、果たして本当にそうなのでしょうか?
従来は、”会わないと仕事にならない”という考え方が主流でした。

しかし、これからは会うべき人とだけ会う。この一言に尽きるのではないかと思います。

相手の記憶に残るために、なんども訪問するケースもありますが、メールでも同じように相手のマインドシェアを獲得することが可能です。
基本的には相手が欲している情報の提供や様子をうかがうメールを定期的に送り、その都度、思い出してもらうのです。

それによって相手の記憶に留まることになり、久々に訪問をしたときに「久しぶりに会った気がしない」と言われることも珍しくありません。
会わないことがよいのではなく、メールと訪問あるいは電話を使い分け、組み合わせながら効果を最大限に発揮するべきです。

意味のあるアポイントを

人に会うことは、コミュニケーションとして一番深みがあるものです。
親密度は、会う>電話>メール の順に低下します

会うという行為は相手と関係を築くにはよいでしょう。ただ、効率で考えると一番非効率です。
面会時間に加えて行き帰りの時間も考慮すると、場合によっては2~3時間を1件のアポイントに費やすことになります。

しかし、このアポイントから何も生まれなかったら生産性はゼロ。
何時間かかろうとも、どんなに汗を流そうとも、何もしていなかったのと同じなのです。

さらに、面会で費やされるのはあなたの時間だけではありません。
相手は、あなたに貴重な時間を割いてくれているのだという自覚を常に持たなくてはいけません。やみくもなアポイントは、お互いにとって不利益をもたらすのです。

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電話もタイミングを見計らって

相手の時間を拘束するという意味では、電話も同じです。私は、必要がなければ電話も使いません。電話が鳴っても出ないこともあります。

電話でのやりとりは、記録をすることができません。
そのため、あとあと「言った」「言ってないの」の論争に発展することがあります。

このトラブルが発生する率は、意外に高いのです。

しかし、メールは履歴が残ります。
お互い、パソコンに残った履歴を見ながら話を進めることができるため、トラブルが起こりにくくなります。
仮に、行き違いがあったとしても、メールが証拠となって解決することができるのです。

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メール活用で効率アップを

私は、決してコミュニケーションを軽視しているのではありません。意味のある仕事をしようと思ったら当然の結果です。

会うべきタイミングを見極め、それ以外はメールでやりとりをする。
時と場合に応じて、コミュニケーションの手段を使い分けることによって、効率よく業務を行うことができるのです。

ビジネスにおいて、いかに時間が貴重なものなのか。ご自分のお仕事に照らし合わせて、じっくりと考えてみてください。
メールをどこかに取り入れ、工夫をすることによって短縮できる時間があるのではないでしょうか?

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