ビジネスメール実態調査2025

迷惑メールを受け取ったときはどうしたらよいですか?

ビジネスメールのプロに質問!

最近迷惑メールが増えました。これってどうしたらいいでしょう。無視をしていたらいいのでしょうか?それとも苦情を言うべきでしょうか?

平野友朗からの回答

迷惑メールが届いても相手にしてはいけません。

あなたが返事をすることが「メールアドレスの存在」を知らせることになるからです。
迷惑メールを送る人や会社は、自動的にメールアドレスを生成していて、たまたま、あなたのメールアドレスが合致して、メールを送っているだけかもしれません。

URLをクリックした瞬間に「登録が完了しました」と表示された後「利用料金が支払われていません」という悪質なメールが来るかもしれません。

URLにあなた固有のコードを入れることによって、あなたがクリックしたかどうかが分かります。
身に覚えのないメールが届いても、一切相手にしてはいけません。

迷惑メールはゴミ箱に直行

迷惑メールを手動で削除するのは面倒ですし、ストレスもたまります。

オススメなのがフィルタリング機能(メールの仕分け機能)です。
ある固有の文字列が件名や本文に含まれていたら、ゴミ箱に直行させる。
ある特定のメールアドレスやドメインから配信されたメールは、ゴミ箱に直行させる。

このような設定をすることができます。
メールアドレスに関しては、あなたのメールアドレスを詐称して、あなたに送っている可能性もあります。

そのため、関係者のメールアドレスでないことを確認してから、設定をするようにしてください。

迷惑メール相談センター

一般財団法人日本データ通信協会が運営している「迷惑メール相談センター」のウェブサイトでは、迷惑メールやチェーンメールに関する膨大な資料を提供しています。
迷惑メールの対策についても紹介しています。

 

この記事を書いたビジネスメール講師
平野友朗
一般社団法人日本ビジネスメール協会代表理事/株式会社アイ・コミュニケーション代表取締役。メールを活用した営業手法には定評があり、ウェブマーケティングとメールを駆使して5,000社の顧客を開拓。メールの可能性に着目し、蓄積したメールでのコミュニケーション手法を集約したビジネスメール教育プログラムを開発。個人のメールスキル向上から組織のメールルール策定、メールの効率化による業務改善までを手掛ける。 インストラクターの育成にも注力。商工会議所、大学、上場企業などメール教育に力を入れる企業・団体へのコンサルティングや講演・研修回数は年間70回を超える。ビジネスメールをeラーニングや通信講座で学ぶ教材開発にも協力。

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