ビジネスメール実態調査2025

メルマガの誤送信はこうして起こる!原因とその対処法

メルマガの挿入タグ間違いによる誤送信

多くのメルマガ配信システムには、データベースの項目を挿入する機能があります。これを使う事により、1対1のメールのように送ることが出来ます。その際、【__c20__】のようなタグを使う事で、データベースの項目がここに反映されます。

【__c20__】がお名前(姓)と紐付いているならば、【山田】と変換されるわけです。このタグは通常のメールでは使わないような記号を使っているため、つい間違えて消しても気付きにくいのです。【__c20__】のアンダーバーを消してしまい【__c20_】となったら、そのまま【__c20_】が相手に表示されます。

名前が入っておらず、今まで見たことの無い記号が表示されていると、受信者は、何か大変なことが起こったと感じるかもしれません。そして、「ウィルスに感染した」「スパムメールが送られてきた」などとクレームが入るかも知れません。

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誤送信対策のヒント

メルマガ配信システムには、テスト送信機能が搭載されています。必ず自分自身にメールを送り、タグが正しく挿入されているかを確認してから配信しましょう。

この記事を書いたビジネスメール講師
平野友朗
一般社団法人日本ビジネスメール協会代表理事/株式会社アイ・コミュニケーション代表取締役。メールを活用した営業手法には定評があり、ウェブマーケティングとメールを駆使して5,000社の顧客を開拓。メールの可能性に着目し、蓄積したメールでのコミュニケーション手法を集約したビジネスメール教育プログラムを開発。個人のメールスキル向上から組織のメールルール策定、メールの効率化による業務改善までを手掛ける。 インストラクターの育成にも注力。商工会議所、大学、上場企業などメール教育に力を入れる企業・団体へのコンサルティングや講演・研修回数は年間70回を超える。ビジネスメールをeラーニングや通信講座で学ぶ教材開発にも協力。

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