ファイルを圧縮する際の注意点
ファイルの圧縮をする場面
ファイルを送るときに圧縮して送ることが多いでしょう。圧縮を使うのは以下のようなパターンでしょう。
- 複数のファイルを送るため、一つのファイルにまとめたい
- 圧縮することでファイルサイズを小さくしたい
- ファイルにパスワードをかけたい
- 利用しているシステムの都合で勝手に圧縮される
圧縮のメリット
圧縮するメリットは、以下の通りです。
- 圧縮することで、ファイル容量を元のデータより軽くすることができる
- 3~4以上のファイルを1つに圧縮することで、ダウンロードする手間を軽減
- フォルダに入ったデータの構造を変えること無く送りたい
- パスワードをかけたい
2MB以上のファイルサイズは圧縮して軽くすることを推奨しています。ただ、最近画像データなどは元から圧縮率が高いものもあり、圧縮ソフトを使ってもファイルサイズがあまりかわらないケースもあります。
メールソフトによっては、添付ファイルがある場合、一つ一つダウンロードしなくてはいけないものもあります。場合によっては、ダウンロード漏れも想定されます。そのため、一つのフォルダに入れて圧縮をします。その場合、圧縮はいるを一つダウンロードするだけですから、ダウンロード漏れのリスクを回避できます。
ウェブサイトのデータなど、フォルダ構成を変えたくないばあい、フォルダごと圧縮できるのは便利です。
Excelなどは、ファイルそのものにパスワードをかけることもできますが、使用する度にパスワードを要求されるのはストレスのものです。そのため、フォルダに入れて圧縮し、解凍時にもパスワードを要求する方法もあります。
圧縮で配慮するべき点
2MB以内であれば、そのまま送っても良いでしょう。しかし、それを超えるファイルサイズの場合は、相手にどのように送ったら良いかを確認してもよいでしょう。(ファイル転送サービスを活用しよもあわせてご参照ください)
また、情報漏洩を防ぐため圧縮時にパスワードをかける。パスワードは別のメールで送るなどの配慮も必要です。
圧縮ファイルの形式
ZIP形式 | ZIP形式が最も一般的です。 国内だけでなく、海外で一般的に使われているものです。ファイルの解凍には、専用のソフトが必要です。 |
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LZH形式 | 日本国内で一般的に使われていましたが、開発が中止になりました。 ※開発者が使用しないよう注意喚起 |
.exe形式 | これは使ってはいけません。 .exe形式は実行ファイルと呼ばれるもので、これを悪用したスパムメールが流行りました。クリックをすると、自動的にスパムメールを送る。もしくは、パソコン自体がウイルスに感染するなるの現象がありました。その防止策として、多くのメールソフトが添付できないような仕様になっています。 |
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