ビジネスメール実態調査2025

ファイル転送サービスを活用しよう

大容量のファイルの転送を支援するファイル転送サービスがあります。2MB以上のファイルを送るときは、ファイル転送サービスを活用すると便利です。このようなサービスを活用すると、数百MBのファイルを一気に送ることができます。

以前は、デザイン会社がデザインデータを焼いたDVDをバイク便に託すということがありましたが、ファイル転送サービスを使えばすぐに届きます。

ただし、大手企業を中心にセキュリティの観点から、このようなサービスを介しての送受信を制限しているケースがあります。
その場合には、自社で別の手段を用意していることがほとんどです。情報関連の部門にご確認ください。

また、宅ふぁいる便のデータ流出により、利用を控える企業様の声も聞くようになりました。

送る前に、相手の確認を取る

事前に相手に利用の可否を必ず確認する必要があります。

ファイル転送サービスを利用すると、「ファイル転送サービスから受け取りURLのメール」が届きます。
広告があるため、メルマガと勘違いされてしまう。見逃してしまうことがあるようです。
こうしたことがないよう、事前に連絡をしましょう。

ファイルの転送サービスの一覧

ビジネスの現場でよく使われているファイル転送サービスの一覧です。

ファイル転送サービスを利用した後は

ファイルを確実に受け取ってもらうために、ファイル転送サービスで転送した報告メールを送るといいでしょう。

この記事を書いたビジネスメール講師
平野友朗
一般社団法人日本ビジネスメール協会代表理事/株式会社アイ・コミュニケーション代表取締役。メールを活用した営業手法には定評があり、ウェブマーケティングとメールを駆使して5,000社の顧客を開拓。メールの可能性に着目し、蓄積したメールでのコミュニケーション手法を集約したビジネスメール教育プログラムを開発。個人のメールスキル向上から組織のメールルール策定、メールの効率化による業務改善までを手掛ける。 インストラクターの育成にも注力。商工会議所、大学、上場企業などメール教育に力を入れる企業・団体へのコンサルティングや講演・研修回数は年間70回を超える。ビジネスメールをeラーニングや通信講座で学ぶ教材開発にも協力。

スポンサーリンク