返信と転送 | ビジネスメールの書き方・送り方、連符レート・文例なら Fri, 13 Sep 2024 03:09:11 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.1.7 https://business-mail.jp/wp-content/uploads/2019/10/cropped-icon_mail-1-32x32.png 返信と転送 | 32 32 返信スピードが印象を作る https://business-mail.jp/mail-writing/10620 Tue, 22 Jan 2019 06:48:28 +0000 http://18.179.137.84/?post_type=writing&p=10620 出社したときに100通のメールが届いていたら? 出社してメールを受信したら、100通のメールが届いていました。 このとき、あなたはどのような順番で返信をするでしょうか? 単純に新しいものから返信する。もしくは、古いものか […]

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出社したときに100通のメールが届いていたら?

出社してメールを受信したら、100通のメールが届いていました。
このとき、あなたはどのような順番で返信をするでしょうか?

単純に新しいものから返信する。もしくは、古いものから返信する。
あるいは、優先順位をつけて、どれから返信しようかと熟考するかもしれません。

どれが正しいかというと人それぞれ。きちんと返信ができているなら、問題はありません。

しかし、すべてに返信をするのであれば、できるだけ効果的に取り組みたい。
そう思いませんか?

返信は『先着順』?

では、具体的な事例で解説しましょう。
17時に営業から帰ってきたあなたのメールボックスに次の10通のメールが届いていたとします。

あなたはどんな順番で返信するでしょうか?

07時00分 お気に入りのメルマガ
08時50分 総務部から健康診断の時間調整の連絡
09時25分 お客様から見積りの依頼
10時20分 デザイナーからデザインのチェック依頼
11時30分 広告代理店から依頼していた広告の見積もり
13時45分 映画の試写会の当選通知
14時00分 お客様から先日納品した商品のクレーム
16時45分 お客様から追加発注の連絡
17時00分 同僚から今夜の飲み会のお知らせ

常識的に対応をするなら、お客様→上司→同僚→私用(私用メールを会社で禁止しているところも多いので注意!)
といった順番でしょうか。

少なくとも、クレームの対応を真っ先に行いたいところです。
クレームなど、緊急性が高いものが含まれていない場合には、届いた順に読み、そのまま(つまり着信時間の古いものから)返信をする、という人が多いことでしょう。

いわば先着順の処理です。
古いものから順番に片づけたいという欲求は人間の性質なのかも知れませんね。

でも、よくよく考えてみると、古い順から処理をすることの意味はあまりないのです。

相手の反応をイメージしながら返信を

例えば、最後に届いたメールが5分前に届いたものだとします。
その場ですぐに返信をしたら、相手はどう思うでしょうか?

「5分後に返事が返ってきた!」とびっくりするかもしれません。

この驚きが、場合によっては感動になるケースもあります。

もう1つのパターンを考えてみましょう。

最初に着信したメールが、5時間前に届いたものだとします。
真っ先に返信をしたとしても、送り主にとってみれば5時間後の返信。

それが6時間後になろうとも、7時間後になろうとも、その印象に大きな違いはありません。
着信時間が古い順に返信を書いて、ようやく最後に着信したメールに辿り着くまでに1時間ほどかかることも珍しくありません。

そうなると、最後に着信した送り主にとっては1時間後の返信。
ごく当たり前のスピードです。

1時間かけてメールの処理をしても、誰にも驚きや感動を与えることができないのです。
それではなんだかつまらない、もったいないと思いませんか?

メールボックスはあなたの『お店』

メールの上手い人は常に、返信のタイミング相手の反応を意識しながら返信をしています。

メールも接客のひとつです。
メールボックスはあなたのお店とも言えます。

お店に来てくれた人達をどうもてなすのか?
どうやって喜びや驚きを感じてもらうのか?

それは、店主であるあなたの腕の見せ所です。

返信の仕方には、いろいろな工夫をすることができます。

スピードや文章量だけではありません。その人の仕事のスタイルや、パーソナリティに合った、工夫の仕方があるはずです。

ぜひ、ご自分に合った返信スタイルを作ってみてください。
あなたのお店での立ち振る舞いはあなたが決めればよいのですから。

返事が遅れるとき

メ-ルの返信はスピ-ドが大切ですが、検討するのに時間が必要な場合もあります。

そのような時には、以下のようなフレーズを用い「メ-ルを受け取った」「読みました」ということだけでも、発信者へ返信するようにしたほうがよいでしょう。

メ-ルを拝見しました。○○(いつ)までにお返事します

~~のため(理由)返信が遅くなります

ご回答まで少しお時間頂けますようお願いいたします

経験上、これで多くのトラブルが回避できるようになります。
メールの遅れでトラブルを多く抱えている方は、 まずは、遅れることの連絡を。

これはアポイントに遅れるときでも一緒ですよね。
相手に連絡が行っていたら大きなトラブルにもならないですし、その丁寧さが、信頼関係にも繋がるのです。

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「送信者のみに返信」と「全員に返信」の違い https://business-mail.jp/mail-writing/10619 Tue, 22 Jan 2019 06:46:52 +0000 http://18.179.137.84/?post_type=writing&p=10619 CCで届いたメールの返信ルール CCで届くメールは、あくまでも「情報共有」が目的です。通常はTO(宛先)で受信した人が、確認や返信をすべきです。しかし、CCで受信した人であっても返信をする必要があれば、返信をしても構いま […]

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CCで届いたメールの返信ルール

CCで届くメールは、あくまでも「情報共有」が目的です。通常はTO(宛先)で受信した人が、確認や返信をすべきです。しかし、CCで受信した人であっても返信をする必要があれば、返信をしても構いません。たとえば、TOの受信者が不在の場合、CCで受けた人が「今日は、○○がお休みをいただいているため、代わりに私が対応いたします」と書いて返信することもあります。

ここで迷うのが「送信者のみに返信」するのか「全員に返信」するのかでしょう。

送信者がAさん、TO(宛先)がBさん、CCがCさんだったとします。

その時に受信者であるCさんが「送信者のみに返信」「全員に返信」をそれぞれしたらどうなるのかを説明します。

送信者のみに返信

「返信」ボタンを押すと、TO(宛先)に送信者であるAさんが入ります。Bさんは送信先に含まれません。
このように、送信者に対してのみ連絡をしたい場合は「返信」ボタンを押しましょう。

全員に返信

「全員に返信」ボタンを押すと、TO(宛先)に送信者であるAさんが入ります。CC にBさんが入ります。全員で情報共有したい場合に利用します。

CCで届いたメールは「全員に返信」する必要があるのか?

CCで届いたメールに返信する際、いつも「全員に返信」をしているならば注意が必要です。「全員に返信」をする前に、本当に共有すべき情報かを考えましょう。無用なメールを送ることは相手に迷惑をかけることにつながります。

たとえば、総務部から健康診断のお知らせが100名の社員に届いたとします。送信者の意図としては、全員に連絡をしているということを理解してほしいのでしょう。そのときに、あなたが個人的に確認をしたいことがあって「全員に返信」をつかって質問をしたらどうなるでしょう。この場合、99通の不要なメールを生み出していることになるのです。

他の人も同様に「全員に返信」をすると不要なメールが際限なく続きます。仮に、全員が返信をしたら1万通の不要メールが生まれます。このメールを削除するのに1秒かかったと仮定します。すると、組織全体で見たときには1万秒(個人では100秒)の無駄な時間が生まれている計算になります。

自分の身を守るためにも、人に迷惑をかけないためにも、情報を共有すべき場合は「全員に返信」、それ以外は「送信者のみに返信」を徹底しましょう。

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転送すべきものを返信してしまったときの対処法 https://business-mail.jp/mail-writing/10618 Tue, 22 Jan 2019 06:45:59 +0000 http://18.179.137.84/?post_type=writing&p=10618 メールは、ボタン一つで返信(全員に返信)、転送が出来ます。その手軽さゆえ、仕事でこれだけ活用されているわけです。しかし、このボタン一つの操作が、誤送信を生むことがあります。 たとえば、お客さまからクレームメールが届いたと […]

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メールは、ボタン一つで返信(全員に返信)、転送が出来ます。その手軽さゆえ、仕事でこれだけ活用されているわけです。しかし、このボタン一つの操作が、誤送信を生むことがあります。

たとえば、お客さまからクレームメールが届いたとしましょう。そして、社内の担当に指示をするときに「転送」を押したつもりで「返信」を押していたとします。その際「この人は面倒な人だから慎重に対応するように」「とりあえず、適当でいいよ」などと「返信」してしまっていたらどうでしょう。お客さまが激怒するのは当然です。

メールの発言は残ります。しかもこのインターネットの時代ですから、SNSなどに投稿されてしまうかも知れません。転送、返信の使い分けには十分注意が必要です。

なぜこのような単純なミスが起こるのでしょう。考えられることは、いくつかあります。

ケース1:ボタンの押し間違い

返信ボタンを押そうと思って転送ボタンを押してしまった。転送ボタンを押そうとして返信ボタンを押してしまった。このような、押し間違いの可能性があります。返信、送信のボタンは、それぞれ違い場所にあります。そのため、単純な押し間違いが発生する可能性もあります。

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▲Gmail(Google Apps)のメール画面

ケース2:思考の分断

送信者に返信しようと思って考えていたところ、社内に転送しなくてはいけないと考え、転送用の文章を書き始めてしまった。その際、宛先が返信のままになっていたが、気付かずにそのまま送ってしまったということも考えられます。

いずれにせよ、送信ボタンを押す前に宛先が正しいかを確認する必要があります。

誤送信対策のヒント

転送ボタンを押すだけで簡単に転送ができてしまいます。そういった安易な転送を止め、本文にひと言ふた言書くようにしてください。少し時間を取るだけで、間違って返信ボタンを押してしまっていることに気付く可能性が高まります。

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部分引用を使うと作業時間が大幅に減少 https://business-mail.jp/mail-writing/10617 Tue, 22 Jan 2019 06:42:35 +0000 http://18.179.137.84/?post_type=writing&p=10617 一般社団法人日本ビジネスメール協会では、ビジネスメール実践ライティング講座という公開講座を開催しています。ビジネスメール実践ライティング講座では、さまざまな課題に対してパソコンでメールを作成し、講師に送信。添削アドバイス […]

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一般社団法人日本ビジネスメール協会では、ビジネスメール実践ライティング講座という公開講座を開催しています。ビジネスメール実践ライティング講座では、さまざまな課題に対してパソコンでメールを作成し、講師に送信。添削アドバイスを受ける講座です。講師は平野友朗が担当しています。

  • 問い合わせや質問に、どう答えるか
  • お客さまの勘違いでクレームを受けた場合、どのように対応するか
  • こちらに問題があり、お詫びが必要な場合、どのように返信するか

簡単な課題から、複雑な課題まで、いろいろなシチュエーションのメールを作成します。メールを作成して送信するまでの時間は受講者によって差があり、早い人は3~4分、遅い人は12~15分程度かかることもあります。生産性で考えると、3倍くらいの開きが出てしまいます。

ビジネスメール実践ライティング講座はビジネスメールコミュニケーション講座を受講していることが参加条件なので、皆さん、ビジネスメールの基本は習得されています。ではなぜ、メールに関する知識を持っていても、作成時間にこれだけの開きが出るのでしょう。

メールを書くときの作業環境に違いがある

会場開催の際、受講者がメールを作成している様子を後ろから眺めていて、気になったことがあります。それが、メールを書くときの作業環境です。

メールの返信は全文引用する人が多く、時間のかかっている人は、メールをそのまま打ち込んでいます。一方、作業の早い人はメールをメモ帳で作っていました。一見、返信画面にメールをそのまま入力するほうが効率はいいように見えます。しかし、相手のメールを見返すために、何度もスクロールをしているのです。確かに、スクロールをしないと、もとのメールが読めません。この行ったり来たりが、時間のかかる原因なのかもしれません。

こちらの画面のように相手のメールを開きつつ、その横でメモ帳でメールを作成。そうすると、相手のメールを確認しながら返信を作成できます。

相手のメールを開きつつその横でメモ帳でメールを作成

部分引用で把握をしながら返信を書く

私の場合、ほとんどのメールの返信は、部分引用で書いています。部分引用は、読みながら相手の言葉に対してコメントを付ける。そのような返信方法なので、とにかく楽で、速いのです。一問一答に近いので、論点がずれることも少なく、こちらも答えやすいし、相手も理解しやすい。そうした利点があります。

相手のメールに複数の質問や論点があることも珍しくありません。それを全て把握してから、全文引用の形式で1通のメールにまとめていくのは非常に難度が高いと言えます。

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こちらの画面の通り、部分引用で返信していても相手のメールの必要な箇所は随時見えている状態です。部分引用を嫌う相手でなければ、このような返信方法のほうが時間短縮につながるでしょう。

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転送するときも配慮が大切 https://business-mail.jp/mail-writing/10616 Tue, 22 Jan 2019 06:42:16 +0000 http://18.179.137.84/?post_type=writing&p=10616 「転送」は、受信・送信したメールを他のメールアドレスに送る機能 転送メールの件名には「forward」の略である「Fwd:」や「Fw:」の文字列が自動的に付きます。 ある程度メールを使い慣れている人であれば、件名を見ただ […]

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「転送」は、受信・送信したメールを他のメールアドレスに送る機能

転送メールの件名には「forward」の略である「Fwd:」や「Fw:」の文字列が自動的に付きます。
ある程度メールを使い慣れている人であれば、件名を見ただけで「これは転送メールだな」と理解することができます。
転送だと分かれば、相手の意図を予測することも出来ます。

しかし、それだけでは、転送の経緯を知ることができません。
このメールがなぜ送られてきたのか、これを読んで自分はどうすればいいのか。

受け取った人が戸惑ってしまう場合もあります。

転送するときは前置きを

転送をするときは、冒頭に次のような前置きを入れるようにしましょう。

○○さんから頂いたメールです。
次回会議の参考になると思いますので、転送いたします。

前置きを読めば、メールを受け取った相手は、転送の経緯や、転送者の意図を知ることができます。

そして、あとに続く本文をスムーズに読み進めることができるのです。

編集・加工はルール違反

転送する文章は、編集・加工しない。

ビジネスメールでは、これが暗黙の了解となっています。
意図的に事実を歪めたりすると、あとあと辻褄が合わなくなることがあります。

メールの元々の差出人に迷惑がかかってしまうかもしれません。
メールは残るものです。

ルール違反の履歴も残りますから、あとで困るようなメールは送らないようにしましょう。

迷ったときは確認を

受信したメールを第三者に送っていいものかどうか、判断に悩むことがあるかもしれません。

そんなときは、差出人に確認を取りましょう。

頂いたメールを○○さんに転送しても差し支えないでしょうか?

このひと手間を惜しんだために、差出人との間に築かれた信頼が壊れてしまうこともあります。
それを立て直すのは容易なことではありません。

思い立ったらすぐ行動に移すことができるというメールのメリットを活かして、迷ったら差出人に確認しましょう。

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メールは引用して効率的に返信を https://business-mail.jp/mail-writing/10615 Tue, 22 Jan 2019 06:41:49 +0000 http://18.179.137.84/?post_type=writing&p=10615 引用とは 「引用」とは、人の言葉や文章を自分の言葉や文章の中に引いて用いることです。 メールのやり取りにおける引用とは、メールの差出人が書いた文章をそのまま残して過去のやり取りが分かるようにすることを指します。 引用を自 […]

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引用とは

「引用」とは、人の言葉や文章を自分の言葉や文章の中に引いて用いることです。

メールのやり取りにおける引用とは、メールの差出人が書いた文章をそのまま残して過去のやり取りが分かるようにすることを指します。

引用を自動的にするか、しないかは、メールソフトで設定出来る場合もあります。
引用されたメールは、行頭に引用符がつきます。一般的には半角の「>」が入ります。

設定によっては「@」「■」にすることもできますが、一般的ではないため違和感を覚える人がいるでしょう。
「これは引用ですよ」ということを明示したい場合は、最も一般的な「>」(半角)を使うことをおすすめします。

全文引用と部分引用

引用には「全文引用」と「部分引用」の2種類があります。

「全文引用」は過去のメールを下に残し、その上に新規でメールを書くパターンです。
一方「部分引用」は相手のコメントの一部を残し、その下に自分の回答を書くパターンです。

では、それぞれのメリット・デメリットを考えてみましょう。

全文を引用する方法(全文引用)

メリット

これまでの履歴がまるごと一つのメールの中に残ります。そのため、メールを探して過去のやり取りを確認する必要がありません。

デメリット

やりとりを重ねるうちにメール自体が長くなり、過去に遡りにくいという問題点があります。

また、人によっては一番下までメールをスクロールしないと気が済まない可能性があります。そういった方がストレスを感じる可能性があります。

全文引用に関連した記事

必要な部分だけを抜き出す方法(部分引用)

質問を受けていれば、質問文だけを引用し、その下に回答を書くのが部分引用です。

メリット

全文引用の場合よりも文面をスッキリまとめることができ、読みやすく、話のポイントもつかみやすい返信になります。質問と回答が対になるため、一覧性が高いです。

デメリット

削る部分と残す部分の判断を誤ると、相手の意図から外れた返信になってしまったり、大切な部分に返答をし忘れたりすることがあります。また、引用をする文章の量が少なすぎると、どの部分の引用なのか分からなくなったり、言葉が足りずに誤解を招いてしまうことがあります。

文章の量が少ないと、冷たいもしくはぞんざいな扱いをされたと感じる人がいるかもしれません。また、部分引用に慣れていない人は雑だと感じる可能性もあります。

部分的に引用する場合には、最低限、前後の文脈が分かる状態で引用をするようにしましょう。

部分引用を使って返信したメールの例

お打ち合わせ日程のご相談

いつも大変お世話になっております。
株式会社◇◇ショップの××と申します。

> 次回の会議の日程は、3月19日(木)10時からでよろしいでしょうか。
> お手数ですが、ご確認よろしくお願いいたします。

はい。こちらの日程で問題ございません。
それでは、引き続きよろしくお願いいたします。

(署名省略)

部分引用は効率的な方法

引用の大きなメリットは、効率的であるということです。例えば、受け取ったメールに次のように書かれていたとします。

○月○日にお伺いしてよろしいですか?

引用をする場合には、その次の行に一文を入力するだけです。

はい。問題ございません。楽しみにお待ちしています。

引用をしない場合にはどうでしょうか。

お問い合わせいただいていた日にちの件ですが、○月○日でお願いします。

このように、質問された内容も含めて、全てを書かなければなりません。

また、新たに書き直すことによって、数字を間違えたり誤字が発生する可能性があります。
そうなると、話が進むどころか、本来はしなくても済む確認や訂正をしなければならず、効率が低下するばかりです。

必ずしも、部分引用だけが正解ではありませんが、スピードと正確さの面で大きな差が生まれるのは間違いありません。

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