ビジネスメール実態調査2025

議案への意見を伝えるメールの文例

ポイント
訪問や出張などで都合がつかず、あらかじめ決まっていた会議に出席できなくなることもあります。その場合は、議案について、自分の意見をまとめて事前に伝えておくことが望ましいです。「私は会議に出られないから知らない」というわけにはいません。会議の主催者のみに伝えるか、出席者全員に伝えるかは、会議の趣旨によって判断します。意見は、結論、理由の順に分かりやすく伝えます。問題点を指摘するときは、代替案も添えるとベターです。

●/●(●)営業部会議の議案についてご連絡

営業部各位

お疲れ様です。山田です。

A社のアポがあり明日の会議には出席できないため、
議案について私の意見をメールでお送りします。

<議案>
ウェブサイトのリニューアルを依頼する制作会社について、
A社とB社のどちらにするか。

<山田の意見>
私はA社よりもB社が望ましいと考えます。

確かに、A社のほうが見積もり金額は低いですが、
当社の工数がかさむと予想されます。

依頼内容を整理し、同条件で見積もりをとってみてはいかがでしょう。
おそらくB社のほうが見積もりは低くなると考えられます。

B社は当社と同業者のウェブサイトを制作した実績があります。
そのノウハウも取り入れていけたらと考えております。

皆さまでご検討のほど、よろしくお願いいたします。


山田太郎

この記事を書いたビジネスメール講師
平野友朗
一般社団法人日本ビジネスメール協会代表理事/株式会社アイ・コミュニケーション代表取締役。メールを活用した営業手法には定評があり、ウェブマーケティングとメールを駆使して5,000社の顧客を開拓。メールの可能性に着目し、蓄積したメールでのコミュニケーション手法を集約したビジネスメール教育プログラムを開発。個人のメールスキル向上から組織のメールルール策定、メールの効率化による業務改善までを手掛ける。 インストラクターの育成にも注力。商工会議所、大学、上場企業などメール教育に力を入れる企業・団体へのコンサルティングや講演・研修回数は年間70回を超える。ビジネスメールをeラーニングや通信講座で学ぶ教材開発にも協力。

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