ビジネスメール実態調査2024

冒頭の挨拶

社外

通常の挨拶

お世話になっております。

定番の挨拶です。新規作成や返信のときに使用します。日頃やりとりをする相手の他、面識がない相手でも会社として取引があるなら使用しても違和感はありません。

大変お世話になっております。

「お世話になっております。」よりも、お世話になっている程度が強い場合に使用します。

いつもお世話になっています。

「お世話になっております。」よりも、お世話になっている頻度が高い場合に使用します。

いつも大変お世話になっております。

「お世話になっております。」よりも、お世話になっている程度が強く頻度が高い場合に使用します。全くお世話になっていない相手から「いつも大変お世話になっております。」と挨拶されると違和感を覚えるので注意。

お世話になります。

定番の挨拶として使用することもできます。面識のない相手に初めてメールを送るとき「これからお世話になります」という意味を込めて使用することも可能。

初めての挨拶

初めまして。

初対面の人にいう挨拶です。やや砕けた印象を与えるので、より丁寧に書きたいときは「初めてメールをお送りします。」の方がよいでしょう。

初めてメールをお送りします。

初めて送っているメールだと分かるので、相手もそのつもりで読み進められます。

突然のメールで失礼いたします。

比較的よく見かける表現ですが「失礼だと思うなら連絡をするな」と感じる人もいます。連絡先を公にしている相手に対しては、特にこのような謙遜は不要です。

久しぶりの挨拶

ご無沙汰しております。

数か月から2、3年くらいの間が空いたときに使用します。

大変ご無沙汰しております。

最後にいつ連絡をとったか分からないくらい間が空いたときに使用します。

返信時の挨拶

早速のご返信ありがとうございます。

相手がすぐに返信してくれた場合、返信の速さに対して感謝の気持ちを伝えたいときに使います。

メールをお送りくださいましてありがとうございます。

返信(回答)してくれたことに対して感謝の気持ちを伝えたいときに使います。

かしこまった挨拶

平素は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。

平素は格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。

平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

この3つの挨拶は通常メールで使うことはありませんが、かしこまった印象を与えたいときに使用することがあります。普段からこのようにかしこまった挨拶をしていると、相手が心理的な距離を感じるので注意しましょう。

社内

通常の挨拶

お疲れ様です。

多くの企業で使われている挨拶です。ただし、中には、相手をねぎらう意味で用いる言葉なので立場によっては不適切だ、疲れていないのに「お疲れ様です。」は違和感がある、と考える人もいます。そのような企業文化があるときは、どのような挨拶をしたらいいか上司に確認するとよいでしょう。

おはようございます。

朝、一通目に送る挨拶として最適です。心理的な距離の近いお客さまにも使うこともあります。

お世話になっております。

大きな組織の場合、部署対部署で仕事をしてるという認識を持つケースもあります。社内の取引先というニュアンスも含めて、この挨拶を使用することがあります。