ネットショップ | ビジネスメールの教科書 ビジネスメールの書き方・送り方、連符レート・文例なら Thu, 12 Dec 2024 03:29:17 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.1.7 https://business-mail.jp/wp-content/uploads/2019/10/cropped-icon_mail-1-32x32.png ネットショップ | ビジネスメールの教科書 32 32 適度な距離感でお客さまとのやり取りを進める方法 https://business-mail.jp/expert/10801 Wed, 13 Feb 2019 06:17:27 +0000 http://18.179.137.84/?post_type=expert&p=10801 ビジネスメールのプロの教え(ネットショップ編) お客さまとメールのやり取りをする時、表現方法を考えたり、不快に思われないようにしなくてはいけないという心理が働いて、とても”お固い”文章になる場合が […]

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ビジネスメールのプロの教え(ネットショップ編)

お客さまとメールのやり取りをする時、表現方法を考えたり、不快に思われないようにしなくてはいけないという心理が働いて、とても”お固い”文章になる場合があると思います。

ネットショップでは、お客さまからお問い合わせの他に、商品に対してのお礼や感想などをいただくことがあります。
そういった機会にメールを上手に活用して、さらにお客さまとの距離を縮めてお店のファンになってもらいましょう。

お客さまから届いた、商品使用後の感想メール

◇◇ショップ
△△さま

先日ボディークリームを買った○○です!

今までのボディークリームだと、
どうしても肌に合わずに赤い斑点ができていたんですけど、
このクリームだと斑点ができませんでしたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

肌に吸いつくような感じでとても気持ちいいです☆
バニラクリームの甘い匂いもとてもよくて、
毎日たっぷり使っています。すぐになくなりそうです(笑)

またなくなったら買いますね!
本当にいい商品ありがとうございます!

友達にもオススメしなくちゃo(*^▽^*)o

お客さまがこのように、とてもくだけて親近感のある文章で送っているのに、こちらが次のような文章で返信したらどうでしょうか。

お客さまへの返信例<1>

○○様

いつも当店をご利用くださいましてありがとうございます。
◇◇ショップのAと申します。

>今までのボディークリームだと、
>どうしても肌に合わずに赤い斑点ができていたんですけど、
>このクリームだと斑点ができませんでしたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
>肌に吸いつくような感じでとても気持ちいいです☆
>バニラクリームの甘い匂いもとてもよくて、
>毎日たっぷり使っています。すぐになくなりそうです(笑)

このたびは当店の商品が○○様にとてもご満足いただけたようで
ショップといたしましても大変嬉しい限りです。

>またなくなったら買いますね!
>本当にいい商品ありがとうございます!
>
>友達にもオススメしなくちゃo(*^▽^*)o

ありがとうございます。
今後とも当店のボディークリームをどうぞご愛用くださいませ。
引き続きよろしくお願いいたします。

(署名省略)

お客さまのくだけたメールに対して、普通に丁寧なメールを返すことももちろん問題ありませんが、そういった記号を多用するお客様からは少し固い印象を受ける方もいると思います。
このメールからさらに踏み込んで、お客さまに向けて親近感のあるアプローチをしてみましょう。

相手に合わせて「記号・表現」を使い分けよう

お客さまが女性や若い方が多い場合に、先ほどのような「顔文字」や「(笑)」「!」や「★」など顔文字や記号を多用したメールがくる場合があります。
お客様さまそういった顔文字や記号を使っている場合は、こちらもそういったものをある程度使っても、不快感を与えません。
むしろ親近感が生まれて、お客さまがお店のことをもっと身近に感じてもらえる効果もあります。

お客さまへの返信例<2>

○○様

いつも当店をご利用くださいましてありがとうございます。
◇◇ショップのAと申します。

> 今までのボディークリームだと、
> どうしても肌に合わずに赤い斑点ができていたんですけど、
> このクリームだと斑点ができませんでしたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

商品のお買い上げありがとうございました。
また○○様のお肌に合っていたようで何よりです^^

> 肌に吸いつくような感じでとても気持ちいいです☆
> バニラクリームの甘い匂いもとてもよくて、
> 毎日たっぷり使っています。すぐになくなりそうです(笑)

このクリーム私も試してみましたが、
すごく吸い付くような感じで匂いもとってもいいですよね(^^)

たっぷり使ってしまう気持ちわかります(笑)

> またなくなったら買いますね!
> 本当にいい商品ありがとうございます!
>
> 友達にもオススメしなくちゃo(*^▽^*)o

ありがとうございます!

お友達にもぜひオススメくださいね!
これからもどうぞ◇◇ショップをよろしくお願いします\(^▽^)/

(署名省略)

適度に顔文字や「(笑)」などを使いながら、話しかけるようなイメージでメールをすることで、とても親近感を感じてもらえます。

迷った時は使わず、丁寧な文章で

親近感を出したいと考えすぎて、過度に顔文字や記号を使ったりすると「馴れ馴れしい」と感じる場合もありますので、バランスが大事です。
もし、顔文字や記号を使うかどうかで迷った場合は、使わないようにしましょう。相手に不快感を与えないというのが大前提です。

相手に合わせて表現を使い分けることは、メールに慣れない方には難しく感じるかもしれません。
しかし、お客さまとの関係性を強めるにはとても友好的ですので、チャンスがあればぜひチャレンジしてみてください。

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ビジネスメールのプロの教え(ネットショップ編)

「今週中と言ったのに返事がこないじゃないか!」と、お客さま対応係のAさんが、お客さまからクレームを受けました。Aさんはお客さまに次のようなメールを送っていました。

Aさんがお客さまに送ったメール

○○様

いつも○○ショップをご利用くださいましてありがとうございます。
カスタマーサポートのAと申します。

> 先日購入した食品ですが、アレルギー情報がショップページに
> 記載されておりませんでした。
> お調べいただくことはできますでしょうか。

お問い合わせいただきました内容ですが、
ショップページに記載されておらず大変ご迷惑をおかけしました。
ただいまメーカーに調査依頼を出しました。

調査結果が分かり次第内容をまとめまして、
今週中にお返事をいたします。

少しお待ちいただくことになり恐縮ですが
どうぞよろしくお願いいたします。

(署名省略)

 

Aさんはお客さまに「今週中にメールをする」と言ったのに、お客さまから「今週中に返事がきていない」とクレームをもらったのです。どちらも「今週中」という同じ表現が出てくるのに、なぜクレームがきたのでしょうか。

誰が見ても1つの解釈になる表現を使う

次の2つの文章を見てください。

今週中を示す2つの表現

(1)『調査後、今週中に担当者よりお返事をいたします。』
(2)『調査後、土曜日の18時までに担当者よりお返事をいたします。』

(2)は誰が読んでも「土曜の18時までに」担当者から返事がくることがわかります。一方で(1)は「今週中」が金曜日だったり、土曜日だったり、金曜の21時までだったり、土曜の18時までだったりと人によって認識が違うのです。

先ほどのAさんの件でいえば、Aさんの考える今週中と、お客さまの考える今週中が違っていたために、お客さまからクレームがきたのです。

shop

メールは受け取った側が好きに解釈できるため、表現によってはお客さまに誤解を与えてしまい思わぬトラブルになりかねません。ちゃんとした情報を伝えるために、誰が読んでも1つの解釈になる表現を使いましょう。

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お客さまからのお問い合わせにすぐに答えられない時は受領のメールを https://business-mail.jp/expert/10799 Wed, 13 Feb 2019 06:13:50 +0000 http://18.179.137.84/?post_type=expert&p=10799 ビジネスメールのプロの教え(ネットショップ編) ネットショップを運営していると、毎日お客さまから商品やサービスについての質問や注文、発送日の変更、商品の不具合に関してのお問い合わせなど様々なメールが届きます。どのメールに […]

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ビジネスメールのプロの教え(ネットショップ編)

ネットショップを運営していると、毎日お客さまから商品やサービスについての質問や注文、発送日の変更、商品の不具合に関してのお問い合わせなど様々なメールが届きます。どのメールにもスピーディーに返事をしたいところですが、内容によっては、取引先に聞かなければいけないとか、調べなければすぐに返信ができないものもあると思います。また、お店の担当者が不在の時もあるかもしれません。

そういう場合、どのようなメール対応をすればお客さまが不安に感じることがなくなるでしょうか。

まずは受領の連絡を入れよう

お客さまはお問い合わせのメールを出してから、「いつ返事がくるだろう」と頭の中で絶えず気になっている状態になります。それなのに、いつまで経っても返事がこないと「あのメールちゃんと届いたかな?」、「メールの返事が遅いお店なのかな?」とストレスがたまり、お店に対して不安に感じたり、注文後の質問に関しては最悪クレームにもつながる危険性もあります。

お客さまに余計な不安感を与えないためにも、まずメールを受け取ったという連絡をしましょう。

そしてその時に、

  • なぜ今すぐに回答できないのか(理由)
  • いつまでに回答できるのか(期限)

というように、理由と期限を明確にすることで、お客さまに安心感を与えることができ、お客さまが返事を待つというストレスが減ります。お客さまが「このお店の対応が不安だ」と感じてしまえば、次回以降お買い物をしなくなる可能性もあります。

また、お客さまからに素早く返事をしようとするあまり、中途半端に答えてしまうことは、クレームにつながり、お客さまの満足度を著しく下げてしまいます。逆に安心感や信頼感を与えればお店のファンになったり、リピート客に変わることもありますので、すぐにお返事ができない場合は受領の連絡だけでもお客さまに伝えましょう。

一件のメールで複数のお問い合わせがある場合

ひとつのメールで何件かまとめて質問やお問い合わせがくることがあります。すべてに答えられない場合は、先に答えることができるものだけを先に回答して、残りはいつまでに回答できるのか期限をお伝えしましょう。

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お客さまをイライラさせないメール・魔法の一通の書き方(ネットショップ編) https://business-mail.jp/expert/10798 Wed, 13 Feb 2019 06:11:41 +0000 http://18.179.137.84/?post_type=expert&p=10798 ビジネスメールのプロの教え(ネットショップ編) ネットショップ運営をしていると、いろいろなお客さまから、商品についてのお問い合わせ、注文後の変更依頼、商品到着後のお問い合わせなど、さまざまなお問い合わせがメールでやってき […]

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ビジネスメールのプロの教え(ネットショップ編)

ネットショップ運営をしていると、いろいろなお客さまから、商品についてのお問い合わせ、注文後の変更依頼、商品到着後のお問い合わせなど、さまざまなお問い合わせがメールでやってきます。

今回は、お客さまからいただいたお問い合わせメールが『今すぐに回答できない』ような内容だった場合にどうするのがよいか、考えてみましょう。

回答できるまでメールをしないのはOK?NG?

例えば、調べなければ回答ができないお問い合わせに対して、回答できるまでメールをしない場合を考えてみましょう。

お客さまはメールでお問い合わせをした瞬間から、「いつ返事がくるだろうか」と待ちの姿勢になります。ネットショップの都合で回答がすぐできないからといって数日回答をしなければ、お客さまの『待つストレス』はたまっていき、顧客満足度を下げることにつながりかねません。

結論として、回答できるできないにかかわらず、お客さまにいただいたお問い合わせメールには、すぐに回答するのがよいです。

すぐに回答できない場合は「受領の連絡」を入れる

まず、いただいたメールに対して受領のメールを送ることが大切です。その時に、なぜすぐ回答できないのか、いつまでに回答できるのかを伝えます。これらを入れてメールをするだけで、お客さまは「自分のメールを確認してくれている」という安心感、「理由がありすぐには回答がもらえないんだ」という納得感を感じて、ストレスなく回答を待ってくださいます。

お客さまをイライラさせないために、先手を打って理由をちゃんと伝える。たったこれだけでクレームにつながる確率は減ります。

例えば、回答までに2日を要するのであれば、以下のようなメールをまず送るのがよいでしょう。

○○様いつも当店をご利用くださいましてありがとうございます。
△△△ネットショップの小林です。

~中略~

今回、お問い合わせいただいた内容をメーカーに確認をしたところ
詳細が判明するまでに2日かかるとの回答がありました。

◇◇日にメーカーからの回答をお伝えいたしますので
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。
取り急ぎメール受領のご連絡になります。

よろしくお願いいたします。

(署名省略)

このメールをすぐに送るだけで、お客さまは待つストレスから開放されます。

配送日時の変更についてのお問い合わせはクレームの発生源より素早くお客さまを「お待たせしない返答」を心がける

配送日時の変更はお客さまにとって、ストレスを感じるケースが多いです。

「その日は外出してしまうので荷物を受け取れなくなった」
「本当に変更できるのだろうか」

すぐに変更ができるのかどうかを確認したくなる状況です。

ネットショップ側としては、すぐに確認できるケースもあれば、配送業者との確認で回答が遅くなる場合があると思います。すぐに変更手配ができる場合はもちろん、配送業者との確認が必要になった場合も先ほどと同じように、まず受領の確認を入れておくことで、お客さまの焦りを和らげる効果があります。

例えば、次のような書き方ができます。

○○様

いつも当店をご利用くださいましてありがとうございます。
△△△ネットショップの小林です。

~中略~

今回、発送日時のご変更の依頼を承りました。
ただいま配送業者に日時変更の確認を取っております。

確認が取れ次第ご回答差し上げますのでよろしくお願いいたします。
遅くとも本日18時までにご回答ができると思います。

取り急ぎメール受領のご連絡になります。
よろしくお願いいたします。

(署名省略)

緊急の依頼の場合は、お客さまの電話番号に直接、電話をかけてご連絡するのも一手です。もちろん、電話かメールかはネットショップのルールなどに沿っていただいて構いません。重要なのは、回答を待っているお客さまを、いかにイライラさせないように配慮をするかです。

お客さまは「見えない状況」に一番ストレスを感じる

ネットショップを利用されるお客さまは、基本的にパソコン画面やスマートフォン画面の前で見えるものだけで安心感や信頼感を感じます。

「回答がいつくるんだろうか」
「本当に商品の配送日時が変更できたのだろうか」

こういった目に見えない部分が不安感となり、クレームにつながり、満足度を下げることにつながります。

目に見えない部分は、お客さまに直接伝えるしか方法がありません。また、そのお伝えをするタイミングも、お客さまを待たせて伝えるのではなく、お客さまがストレスを感じないように先手を打ってお伝えすること。こちらを心がけることで、お客さまの「見えない状況によるストレス」を和らげることができます。

お問い合わせに対しての「受領メール」はクレームを減らす魔法の1通です。ぜひこれを機会に、ネットショップでのお問い合わせオペレーションについて、一度見直してみましょう。

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お客さま宛てメールの件名には個人名を入れるべきか https://business-mail.jp/expert/10797 Wed, 13 Feb 2019 06:07:56 +0000 http://18.179.137.84/?post_type=expert&p=10797 ビジネスメールのプロの教え(ネットショップ編) ネットショップのお客さま宛てメールの件名には個人名を入れたほうがよいのでしょうか? お客さまとのメールのやり取りで、件名に個人名を入れているのですが、このやり方がいいのかど […]

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ビジネスメールのプロの教え(ネットショップ編)

ネットショップのお客さま宛てメールの件名には個人名を入れたほうがよいのでしょうか?
お客さまとのメールのやり取りで、件名に個人名を入れているのですが、このやり方がいいのかどうか分からず悩んでいる人も多いようです。

メールマガジンなどでは件名に個人名を入れるケースはよくあります。しかしながら、通常のお客さまとのやり取りで名前を入れることはお勧めしていません。件名というのは、「メールの主旨を推測できる」ことが重要だからです。

関連記事ビジネスメールの書き方「確実に開封される件名を

お客さまにメールを開いてもらうためには、「タイトルを見て、内容がパッとイメージできる言葉」を入れることが重要です。そのため、件名に個人名を入れなくてもお客さまにとって内容がイメージできれば、メールを開封してもらえると考えています。

しっかりとメール内容がイメージできればお客さまはメールを開封する

ネットショップなどの場合、サンクスメール・出荷メール・フォローメールは、購入日の数日前、または商品到着数日後に届くため、わざわざ件名に名前を入れなくても、まだ商品を購入した記憶が残っている可能性が高いです。

たとえば、次のような件名であれば、内容もイメージでき、メールを見落とす可能性は低いのではと考えています。

「●月●日にご注文いただいた商品の件でご連絡です」

また、「いただいたご質問やクレームメールへの返信」についても同様に、お客さまから行なった行動ですので、次のように書けば、件名に個人名を入れなくても開封される可能性は極めて高いと判断します。

「●月●日にいただいた●●●(商品名など)のご質問について」
「●月●日にご購入いただいた●●●(商品名など)の不具合の件につきまして」

関連記事使えるフレーズ集「ネットショップでよく利用されるメールの件名例

件名に名前を入ることをおすすめしないもう一つの理由

件名に名前を入れることをおすすめしないもうひとつの理由は、「メールマガジンだと勘違いされる可能性が高い」からです。冒頭でも申し上げたように、メールマガジンでは個人名を件名に入れることがよくあります。そのため、通常のメールの件名に個人名を入れると、メールマガジンと勘違いされて読み飛ばされたり、メールを開封する前に削除されたりする可能性があります。

また、件名はメールソフトで開くと一覧で見えてしまうため、個人情報の取り扱いに敏感な方もいることを考えると、やはり件名に個人名を入れるのは控えた方がいいでしょう。

補足(1)件名を変えずに返信する

「Re:」がついていれば返信メールだと判断がつきます。お客さまからの質問についても件名を変えず、返信に「Re:」をつけたまま返事をすることも有効だと考えます。もちろん「件名を書き換えるか否か」はお店の判断によって異なります。

関連記事ビジネスメールの書き方「返信のとき件名を変える?変えない?

補足(2)クレームの場合

クレームの場合、返信メールの件名に個人名をつけるのは、丁寧にメールを返したいというメール作成者側の意図が感じられますが、お客さまにとっては「丁寧すぎる」、「わざとらしい」と感じ、神経を逆なでする場合もあります。お客さまがどのような部分で感情を害するのかがわからないため、クレーム対応についてはできるだけ事務的な件名にしてください。

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